江藤農林水産大臣は、就任後初めての会見で、「大胆に農政を運営していく」考えを示しました。
江藤拓 農水大臣
「これまでの農政を今まで通り続けていくことは、農業の未来には繋がらない。将来に繋がる国民の期待に応える農林水産業を推進したい。私は大胆に農政を運営しようと思っています」
江藤農水大臣は就任会見でこのように抱負を述べ、「農政の大転換点であれば、殻を破らなければならない」と強調。強い生産基盤を確立し、農林水産業の人材確保を図っていくなど、農業の構造転換を計画的に行う考えを示しました。
また、「資材費などの恒常的なコスト増加を生産者だけで賄うことは困難」とした上で、持続的に食料を国民へ供給するために農産物への適切な価格転嫁が必要になると明らかにしました。
江藤氏が農林水産大臣を務めるのは2019年の安倍内閣以来、2回目です。