世界的な株高などを背景にソフトバンクグループの中間決算は、1兆円を超える最終黒字となりました。この期で黒字になるのは3年ぶりです。
ソフトバンクグループの今年4月から9月までの連結決算によりますと、純利益は1兆53億円で、この期としては2021年以来、3年ぶりに黒字になりました。
世界的な株高を背景に、傘下の「ビジョン・ファンド」が投資する企業の株価が上がったことなどが要因です。
決算会見で、後藤CFO=最高財務責任者は傘下のイギリスの半導体設計大手「アーム」について、「AI成長戦略の中の我々の生態系の中心」だと強調。
グループはオープンAIなどへの投資を加速させていますが、今後もAI革命をけん引する企業への投資に注力する姿勢を示しました。