ツンとしているイメージを持たれることが多い猫ですが、飼い主さんをからかうような仕草をすることがあります。猫の動きや表情を見ると楽しんでいるように見えることも。猫が飼い主さんをからかうときの仕草をご紹介します。
1.名前を呼ばれても軽い反応
猫は自分の名前と同居猫の名前、飼い主さん家族の名前を覚えていると考えられています。
名前を呼ばれると飼い主さんの元に行ったり、鳴いて返事をしたりすることもあるのですが、名前を呼ばれてもしっぽを軽く振ったり、耳だけを飼い主さんに向けたりするだけのときもあります。
また「はいはい、分かってるよ」と少し面倒くさいような、からかっているようなときも。可愛い反応をしてくれるだろうと一生懸命猫の名前を呼ぶ飼い主さんをからかっているのかもしれません。
2.見下ろす
猫は周りを見渡すことができる高いところが好きな動物です。
キャットタワーや家具の上など、飼い主さんの手が届かない場所にいってしまう猫もいます。
飼い主さんにおいでと声をかけられても、行く気がしないときは「飼い主さん、何か喋ってるな」といった表情で見下ろすことも。
飼い主さんに絡まれないように高い場所に行ってからかっているようにも見えますし、母猫のような存在の飼い主さんに対し「自分のほうが高い位置にいて優位である」と見せつけて楽しんでいるようにも見えます。
3.飼い主さんの邪魔をする
猫がパソコン画面の前に座る、キーボードの上に乗る、テレビの前に座る、新聞紙の上に乗るなど、邪魔をして飼い主さんがどうするのかを見ることがあります。
邪魔をしたときの飼い主さんの反応を楽しんでいるか、飼い主さんに相手をしてほしいという意味でしているようです。
4.いたずらをする
普段「やってはいけない」と言われていることをしてしまうことがあります。
猫のいたずらを止めようとして飼い主さんが近づくと、いたずらをやめたり逃げたりしませんか?そして、また同じいたずらをしていたり、違う場所でいたずらをしていることはありませんか?
これは、飼い主さんがいたずらをやめさせようとする姿を楽しんでいるのかもしれません。退屈だったり、運動不足で有り余ったパワーを発散しようとしているとも考えられます。
筆者の家で飼っている猫も、数ヶ月に1回ほど入ってはいけないと教えている所に入ろうとします。
その場所から猫を遠ざけますが、猫もスイッチが入ったように何度も同じことを繰り返すのです。そのときの猫の態度や表情は、叱られることを分かっているのに、飼い主をからかって楽しんでいるように見えます。
まとめ
猫が呼ばれているのに反応をしなかったり、飼い主さんを困らせる行動をとったりすることがあります。
飼い主さんに反抗をしているのではなく、飼い主さんをからかって遊んでいるような態度。愛猫にもこういった仕草がないか、態度や表情をよく観察してみてください。
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