「冬将軍」の到来で季節が一気に冬へと変わった日本列島。青森県内では、64センチの積雪を観測した地域も。また、積雪による車の立ち往生が相次ぎました。一方、東京都心は19日、最低気温が7℃になる予報です。
【動画】暖かさから一転…“冬将軍”到来 東京は“12月上旬並み”の寒さに 青森県内では積雪で車の立ち往生相次ぐ【news23】
喜入友浩キャスター
「イルミネーションがキラキラと街を彩ります。夜の東京・六本木です。ただ、空気がひんやりとしていて、手がかじかむような寒さです」
暖かかった17日から一転、日中は12月上旬並みの寒さとなった東京。
街では、マフラーやダウンなどで寒さ対策をする人の姿が目立ちました。
街の人
「せっかくのイルミネーションを楽しめたらなと思って。新しく(子どもの)ジャンバーを買って。あったかいですか? あったかいね。はい」
「息子の(服装)が難しいですね。着せすぎちゃうと暑いし、汗かいちゃって冷えちゃうし」
「(Q.見ているだけで寒そうな格好)朝、天気予報を確認していなかったので、失敗しましたね」
この寒さの原因は日本海の方から流れ込んできた真冬並みの寒気。“冬将軍”です。
東北では。
記者
「午後2時半の酸ヶ湯です。きのうはほとんど雪がなく地面が見えていたということですが、今は私のすねあたりまで雪が積もっています」
八甲田山の麓にある酸ヶ湯では64センチの積雪を観測。道路では、相次いで車が立ち往生しました。
こちらは外国人観光客が運転していた車。近くにある旅館の従業員に手伝ってもらい、なんとか抜け出すことができました。
香港からの観光客
「初めて、青森。この場所はとても気に入っていますが、雪はあまり好きではありません」
雪は夜になっても…
北海道・旭川市では、車のフロントガラスにも雪が積もり、真っ白に。
青森県・津軽などには、午後7時前に大雪警報が発表されました。
雪はこのあと、19日明け方にかけてピークを迎える見込みで、北海道や東北北部は平地でも積雪する所がありそうです。
また、19日の朝は今シーズン一番の冷え込みになる所が多くなる予報で、東京都心では、最低気温が7℃になる見込みです。