猫が手を『バッテン』にしている4つの理由 顔の前、腕を伸ばして…状態によって違う?

2024-11-18 20:20

猫が前足を「バッテン」状に組む姿はとても可愛らしく見えますが、実はその行動にはいくつかの理由が隠されています。ここでは、猫が「バッテン」をする4つの理由をわかりやすく解説します。愛猫のキモチや環境の状態に応じながら、コミュニケーションに役立てましょう。

1.リラックスしている

ソファで寝る猫

猫が手をバッテンにする一般的な理由は、リラックス状態にあることです。

猫が安全だと感じている場所で、体を落ち着かせているとき、前足をクロスさせていることが多く見られます。特に猫が床や柔らかい場所で「バッテン」しているときは、居心地の良さを感じているのでしょう。

この姿は、人でいえば足を組んでリラックスしているのと似たようなものです。猫も居心地の良い環境でくつろいでいることが多いので、こうしたリラックスした仕草を見たら、猫が安心していると理解してあげましょう。

2.警戒心が少しある

日焼け対策 嫌がる猫

リラックス状態とは逆に、猫が顔の前で目を覆うようにバッテンをしていたら、音や光などの環境に警戒心を感じている場合もあります。

多く見られるのは、猫がお昼寝中に電気や日の光に眩しさを感じたとき、突然の物音などにびっくりすると、少しでも安心感を得ようとして顔の前で前足をクロスさせます。

猫は移動するまでもないけれど、その場を少し居心地が悪いと感じていることもあるでしょう。猫が快適に過ごせるように猫の状態に合った配慮をしてあげたいですね。

3.姿勢を変えて気分転換

眠たい猫

猫が「バッテン」をする理由には、気分転換をしたいときもあります。

眠っている途中に伸びをするかのように胸のあたりでバッテンを作っていたら、体をほぐすためのストレッチであることが多いです。

他には猫が起きている場合でも、気分転換のために前足をクロスさせている場合もあり、その仕草を通してリラックスを深めているとも考えられます。

4.体温調整をしている

茶猫

猫が「バッテン」をする理由には、気温や体温調整も関係しています。

寒い日や少し冷える場所では、体を横に丸めて前足をクロスさせることで体温を逃がさないようにしていることがあります。このとき、猫の体全体は小さく丸めていることが多いでしょう。

反対に暑い時期には、体の熱を放出するために腕を伸ばすようにバッテンしてリラックスしている姿も見られます。

猫は季節や気温に応じて姿勢を変えることがあるため、注意しながら猫の行動を観察すると、猫が好む環境のヒントを知ることができます。

まとめ

白絨毯でスヤスヤ眠る猫

猫が前足を「バッテン」にしているのは、「リラックス」「軽い警戒」、ストレッチなどの「気分転換」、そして「体温調整」など、さまざまな気持ちや状況が影響しています。

猫がどのような環境や気温で「バッテン」をしているか観察することで、安心しているのか、少し不安を感じているのかを理解できるようになります。もし猫がリラックスしているようであれば、そっと見守り、警戒している様子が見られたら周囲の音や明かりを調整するなどの配慮をすると良いでしょう。

猫の小さな仕草に込められた気持ちを知ることで、猫との距離がさらに縮まり、安心して過ごせる環境を整えることにつながります。

関連記事

「圧が凄いw」イタズラしたのを注意したら、猫が……『遠くから睨んでくる様子』に爆笑する人続出「子供にいそうなタイプw」と76万表示
長女と仲良く遊ぶ猫、途中でパパが触ったら…まさかの『思春期』発動に爆笑!1.2万再生「素敵な家族w」「パパさんさみしい…ww」
夜中に子猫が鳴いていたら、いっしょに暮らす犬が……『驚きの光景』が247万表示の大反響「なんて優しい世界」「微笑ましくて何度も見た」
猫のフォルダーについていた『AIが命名したタイトル』確認してみたら…思わぬ"センス"に爆笑「笑ってしまった」「ワロタw」と112万表示
『3匹の仲が良い保護猫』→『独り』になってしまった結果……驚きの展開が25万再生「明らかに泣いてて涙がでた」「泣ける」の声

  1. 「私たちは隣人」中国の人気書店やライブハウスが続々東京に進出 日本に住む中国人“増加”背景に
  2. 乳量が減るなどの症状も 牛の「ランピースキン病」 福岡の農場で国内初確認
  3. 公園で有毒のセアカゴケグモが多数発生 茨城・つくば市
  4. 一体何が起きていた? 兵庫県知事選 斎藤前知事 再選のワケは「SNS」…各世代 投票の理由は?【Nスタ解説】
  5. 「失業」「精神の失調」「人間関係の失敗」3つの“失”が社会問題に、中国でまた無差別殺傷事件 背景は?【Nスタ解説】
  6. 「食事はまずいし水は臭い」メンバーが明かすカンボジア生活の実態 “闇バイト”特殊詐欺Gの男4人を逮捕 高齢者中心に約10億円だまし取ったか
  7. G7の中でも高水準に…日本のエンゲル係数なぜ高い? お惣菜 市場規模は年々拡大し11兆円目前【Nスタ解説】
  8. 「報復社会」検索が急増 中国で相次ぐ“無差別殺傷事件” 江蘇省の専門学校で21歳男が刃物で切りつけ 8人死亡17人けが
  9. カニもステーキも食べ放題!?1泊2食で“ほぼ1万円”のお得なホテルビュッフェ
  10. 【佐野史郎】 闘病を振り返り "楽しかったって言うのが正直なところ”
  11. ロシア向けドローン「中国・新疆ウイグル自治区で製造」EUが証拠を掴んだと香港・台湾メディア相次ぎ報じる 中国政府「でたらめな中傷」と反論
  12. 仏外相「ロシア領内へのミサイル攻撃許可を検討」
×