レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエルとの戦闘をめぐり、ヒズボラが仲介役のアメリカが提示した停戦案に同意したなどとロイター通信が報じました。
ロイター通信は18日、レバノンの高官の話として、ヒズボラとレバノン政府がイスラエルとの戦闘停止に向けた案に同意したと報じました。
停戦案は仲介役のアメリカが提示したもので、複数のメディアによりますと、60日間の戦闘停止期間中にイスラエル軍とヒズボラの双方がレバノン南部から撤退し、恒久的な停戦につなげるといった内容が盛り込まれているということです。
ただ、これまでイスラエル側は、必要と判断した際にレバノン領内での軍事作戦を認めることを要求していて、停戦案に同意するかは不透明な状況です。