能登半島地震発生からまもなく一年。「復興輪島朝市」として初めての県外出店となるイベントが、11月23日・24日の2日間開催されます。
【写真を見る】「復興輪島朝市」初の県外出店を東京・赤坂で 能登半島地震発生からまもなく一年「赤坂サカス防災フェス」
このイベントは、相次ぐ自然災害などから身を守るために必要な「防災」について親子で楽しく学べる「赤坂サカス防災フェス」です。
今回は「買って応援!」をテーマに「被災地応援ブース」を設置。
能登半島地震の被災地の人々が、かに汁や現地海産物が楽しめる「復興輪島朝市」や地震で破損した伝統工芸品を活用し箸置きを作るワークショップブースを出店します。
1月の能登半島地震で大規模な火災に見舞われた「輪島朝市」。店舗などおよそ300棟が焼失し、現在は石川県内外の各地で出張朝市を開いています。
自らも被災し今回、出店を手掛ける
「株式会社 柚餅子総本家中浦屋」代表取締役社長 中浦政克さんは…
「復興輪島朝市として初めての県外出店となります。震災による港の隆起や破損によりカニ漁に出られるか不安な日々が続きましたが、やっと念願のカニ漁を行うことができました。この希少なカニをみなさまにお届けできることが何よりの喜びです。他にも輪島朝市名物のえがらまんじゅう、輪島産の「さざえ」「たこ」「えび」の串焼きをご用意しています。約1年ぶりに復活した輪島の味覚、ぜひ、多くの方に輪島の味覚を楽しんでいただきたいです」
イベント会場内では、震災直後の1月から被災地で稼働している「レスキューキッチンカー(R)」が“炊き出しメニュー”を販売。車体の側面には大きなホワイトボードが設置されており、今回のイベントを通じて来場者に“被災地への応援メッセージ”を書いてもらう企画も実施する予定です。
「赤坂サカス防災フェス2024」は、
11月23日(土)、24日(日)に赤坂サカス広場で開催される予定です。
また、このイベントに先立ち、
11月9日から東京港区赤坂にある「赤坂Bizタワー SHOPS & DINING」では、「能登半島地震からまもなく一年~防災と教訓の継承~特別展」を開催。
11月24日まで開かれています。