交通事故に最も遭いやすいといわれる小学1年生への進学を前に、東京・練馬区で、幼稚園児を対象とした警視庁による交通安全教室が行われました。
警察官
「右を見て、左を見て、もう1回右を見て、大丈夫だね?青信号などを確認して、大きく手を上げます!そうしたら、渡ります。この間も車とか来ないかなと、きょろきょろ(確認)しながら渡るようにしてください」
きのう、練馬区の幼稚園で行われた交通安全教室では、歩行者が横断歩道を渡る際に注意すべき点を警察官が説明しました。
子どもたちは、車に扮した警察官や、警視庁騎馬隊の馬が止まっているのを確認してから元気に手を挙げて、横断歩道を渡る練習をしました。
小学校に入学したばかりの子どもは1人での行動が増え、交通ルールの理解が不十分なことから交通事故に遭う可能性が高く、事故で死傷した歩行者のうち、年齢別で最も多い7歳は「魔の7歳」と呼ばれています。
蔵谷吉喜・光が丘警察署長は「大切なお子様が交通事故に遭わないよう、小学生になる前から、ご家庭でも交通安全について話してほしい」としています。