生後1ヶ月で公園に捨てられた子猫。2ヶ月間を過酷な外の環境で生き延び、無事に保護されました。
YouTubeチャンネル『にこねこ【保護猫の保育園】』に、子猫の奇跡的な保護劇が投稿されました。生後わずか1ヶ月で公園に捨てられ、2ヶ月間を生き延びた子猫。「1人ぼっちでよく耐えたね」「幸せなお家猫になってね」と多くの人の関心を集め、動画は27万回再生を記録しています。
過酷な公園生活
生後わすが1ヶ月ほどの子猫が公園に現れ、餌やりボランティアさんに発見されました。子猫は人馴れしておらず、常に何かに怯えている様子だったといいます。捕獲しようにも小さすぎて捕獲器の踏み板が反応しない状態。ボランティアさんの懸命な餌やりと声掛けで、何とか公園に定着してくれたといいます。
保護猫活動を行うご夫婦に1通のメールが届いたのは、ボランティアさんが餌やりを始めてから2ヶ月後のこと。「捕獲器で捕まえられる大きさに成長した子猫を保護し、受け入れてもらえるか」という相談だったそうです。
やっと保護できました
子猫は受け入れ先が決まらないと、このまま地域猫として公園で生活するとのこと。地域猫と言うと聞こえがいいですが、外には暴風雨や寒さ、カラスの襲撃や虐待のリスクなどがあります。他の猫さんたちの受け入れも大変な中、ご夫婦は子猫を迎えることに決めたそうです。
無事に保護され、ご夫婦のもとにやってきた子猫。公園では「こはち」と呼ばれていたそうですが、辛い記憶を忘れられるよう新しい名前を付けることに。子猫の白黒の毛色から「つばめ」ちゃんと名付けたそう。つばめの鳥言葉は「幸せの予感」。子猫の幸せを心から願っての命名だそうです。
これから幸せな猫生を
なかなか馴染んでくれないつばめちゃんを安心させるため、パパさんがブランケットに包み優しく抱っこしたそう。抱っこしたままごはんも食べてくれ、保護翌日にはふかふかのベッドでくつろぐ姿も見られたのだとか。保護猫のリラックスする姿を見たとき、ご夫婦は「保護してよかった」と感じるのだそうです。
その後、ウイルス検査を経て、つばめちゃんは他の子猫さんたちに仲間入りしたのだとか。ごはんも遊ぶのも甘えるのも他の猫さんの様子を見てからという、優しく遠慮がちなつばめちゃん。これから、幸せいっぱいの猫生を送って欲しいと心から願うご夫婦なのでした。
動画には、「胸がキュンとなりました」「寒くなる前に保護されてよかった」「これから幸せいっぱいになってね」「涙が出ました」といった多くの声が寄せられています。
YouTubeチャンネル『にこねこ【保護猫の保育園】』には、ご夫婦の懸命な保護猫活動の様子や、里親募集の情報などが投稿されています。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル『にこねこ【保護猫の保育園】』さま
執筆:kokiri
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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