飼い主に捨てられた犬が第2の犬生を手に入れるまでのストーリーに、多くの反響が寄せられています。
今回ご紹介するのは、Instagramアカウント「tsugu.kichi」に投稿された1本の動画です。動画は1万6000回以上も再生され、「命が繋がって本当によかった」「安堵して涙が出てしまいました」「幸せになって、元の飼い主を見返してね!」など、多くのコメントが寄せられ話題になっています。
命の期限を設けられた犬
動画を投稿したのは、野犬の仔犬のレスキュー活動を個人でされている「智子(周南犬を救い隊)」さん。今回投稿されたのは、山口県の山口健康福祉センターで出会った「白」くんの物語です。
白くんが福祉センターに収容されたのは、7月31日のこと。狂犬病予防法の関係で、8月23日が収容期限と決められました。24番と番号をつけられた白くんは、命の期限が与えられたにも関わらず、笑顔を絶やさず無邪気に収容されていたといいます。
わんこの知らない悲しい現実
「飼い主さんいつ迎えに来てくれるのかな?」
そんな風にも思っていそうなほど、尻尾を振って愛嬌たっぷりの白くんでしたが、現実は残酷なものでした。白くんが収容されている1ヶ月間、飼い主は白くんを探そうとしなかったようだというのです。あまりに受け入れがたい現実に、投稿主さんは怒りさえ湧いてきたといいます。
投稿主さんの必死の説得により、白くんの命の期限は29日にまで延長されたそう。しかし飼い主が現れない事実は変わらず、早急に里親さんを探すことが必要になったといいます。SNSで白くんの現状を発信しつつ、祈るような思いで日々を過ごしていたそうです。
そして…つながった命
そんなとき、投稿主さんのもとに朗報が舞い込んできました。SNSで拡散されたことにより、白くんを迎え入れたいという里親希望の手がいくつか挙がったのです。その中から「この方なら…」と感じられたという希望者さんと話を進め、ついに白くんを救い出すことができたのでした。
白くんの「ずっとの家族」として手を挙げてくれた方は、すでに犬を飼っているそう。つまり白くんは飼い主さんが決まっただけでなく、一緒に暮らすわんこの家族まで手に入れたのです。
現在の白くんは、無事新しい家族の元へと旅立ったそう。白くんにたくさんの幸せが訪れることを願ってやみません。
この投稿には「これから第2の素晴らしい犬生のスタートだね」「幸せが見つかって本当によかった」「楽しくいっぱい甘えて過ごして行ってほしいですね」などのコメントが寄せられています。Instagramアカウント「tsugu.kichi」では、たくさんの「命の期限を設けられた犬」の情報が紹介されていますので、ぜひご覧になってみてください。
写真・動画提供:Instagramアカウント「tsugu.kichi」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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