犬が不安にならないために飼い主がすべき4つの対策とは 愛犬へ配慮が必要なことからコツに至るまで

2024-11-28 11:00

犬は飼い主のちょっとした態度や行動で、不安になったり安心したりする動物です。この記事では、犬を必要以上に不安にさせないために気をつけておきたいことをご紹介します。

犬が不安にならないために飼い主がすべき対策

飼い主と見つめ合うトイプードル

愛犬にあまり不安を感じさせないようにしたり、すでに感じている不安が強くならないようにしたりするためには、飼い主さんの接し方や育て方が重要なポイントとなります。

ここでは、犬をできるだけ不安がらせないようにするためのコツを解説するので、ぜひチェックしてみてください。

1.頼りになる存在になること

犬が不安になりやすいかどうかは、元々持っている気質が最も大きな要因だと考えられます。しかし、それと同じ位重要になるのが飼い主さんの態度や接し方だとされています。

犬は元々リーダーのもと、群れで暮らしていた動物のため、頼りになる存在を求める傾向があります。不安や恐怖を感じたとき、近くに頼りになる存在がいることで心が落ち着いたり、必要以上に不安に陥ったりすることがなくなります。

少し前までトレーニングの主流とされていた「リーダー論」で求められるほど、厳密で強いリーダーシップは必要ないかもしれませんが、そばにいることで安心できる存在に飼い主さんがなることはとても大切です。

そのためには、トレーニング時に的確な指示を出したり、一貫した態度で接したりすることが必要だとされています。

また、犬が不安そうにしているときに一緒になって慌てたり騒いだりすることなく、落ち着いて対応することも求められます。

2.社会性や経験を身につけさせる

犬が不安になりやすいのは、自信のなさや経験の少なさが影響しています。

犬は見知らぬものや慣れていないものに対して、不安やストレス、恐怖を感じやすい動物のため、様々なことに慣れる「社会化トレーニング」がとても大事です。

あらゆるものに慣れるための社会化は、生後4か月頃が最もスムーズに進むとされていますが、何歳になっても社会性を身につけることは可能です。
多少時間はかかると思いますが、色々な場所に行って、人や犬、動物に会わせたり、音を聞かせたりして、どこに行っても不安がらずに済むように経験値を上げてあげましょう。

3.ひとりで過ごす時間に慣らす

室内で暮らしている犬が不安になりやすいタイミングとして考えられるのが、ひとりきりになる留守番の時間です。

ひとりで家に残されることで不安や恐怖を感じて、その気持ちを振り払うために吠え続けたり、いたずらや自傷行為をくり返したりするようになることがあります。
こうした行動が激しく見られる場合、「分離不安症」という疾患として考えられる場合もあり、薬物療法や行動療法が必要になる可能性も考えられます。

こうしたことを避けるためには、犬を飼い始めて家に慣れた頃から、少しずつひとりで過ごす時間を作ることが大切です。

分離不安症になるのは、ずっと飼い主さんと一緒にいた犬が突然ひとりきりにされるときなどなので、家でひとりで過ごすことも当たり前のものになるように教えておきましょう。

同じ家の中であえて別室で過ごす時間をつくったり、数分程度の留守番をさせてみたりして、「飼い主が目の前からいなくなっても必ず戻ってくる」という経験をさせてください。
そうすることで、犬はひとりの時間も安心して過ごし、飼い主さんを待っていられるようになります。

4.スキンシップをする

犬が不安になってしまっているときや、不安感からストレスを抱えていると感じられるときは、スキンシップを増やして気持ちを落ち着かせてあげましょう。

特別なマッサージなどはできなくても、犬が嫌がらない限りは優しくなでたり抱っこをしたりといったスキンシップをすることで不安が解消されます。

犬は信頼している人との触れ合いなどによって「オキシトシン」と呼ばれるホルモンが脳内で分泌されると考えられています。これは分泌されると安心感や幸福感を感じたり、ストレスが軽減されたりする作用があるため、「幸せホルモン」や「愛情ホルモン」などと呼ばれます。

不安を感じている犬の気持ちを少しでも落ち着かせるために、十分なスキンシップを心がけましょう。

まとめ

あごをつけて伏せるテリア

この記事で解説したとおり、犬は飼い主さんの行動や態度をよく見ていて、良くも悪くも影響を受けやすいと考えられています。

愛犬が不安を抱えず穏やかに生活ができるように、ぜひ飼い主さんも接し方を意識してみてくださいね。

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