ドジャース大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告が銀行詐欺罪などに問われている裁判で、量刑の言い渡しが再び延期され、来年1月となりました。
水原被告は大谷選手の口座からおよそ1700万ドル、日本円でおよそ25億円を不正送金した銀行詐欺など、2つの罪に問われています。
水原被告は6月に罪を認めていて、当初は先月25日に量刑が言い渡される予定でしたが、被告側が精神科医によるギャンブル依存症に関する資料などが間に合わないとしたため、来月20日に延期されていました。
そして27日、被告側は裁判所に資料を提出。水原被告の体調不良を理由に、精神科医の診察や資料作成の日程を変更しなければならないとし、期日を再び延期するよう裁判所に申し立てました。
アメリカ連邦地裁は即日、これを認め、量刑の言い渡しは来年1月24日に延期されることになりました。