愛犬のベッドは、快適な眠りをサポートする大切なアイテムですが、定期的に洗わないと、汚れやニオイなど不衛生になりがち。今回は、犬のベッドの正しい洗い方から、やってはいけないNGな洗い方まで詳しく解説します。
犬のベッドを洗う頻度は?
犬のベッドを洗う頻度は、愛犬の生活スタイルや環境によって異なります。一般的にはカバーは週に1回、本体は月に1〜2回の洗濯が理想です。外で遊ぶ機会が多い犬や、毛が長く汚れやすい犬は、もっと頻繁に洗ったほうが良い場合もあります。
また汚れやニオイが気になるときは都度洗ってあげましょう。
なおアレルギー体質の犬の場合、ダニやホコリを防ぐためにこまめな洗濯が必要です。頻繁に丸洗いをするのは大変ですから、カバーつきのベッドにしてカバーをこまめに洗うのがおすすめです。
犬のベッドを洗う際にやってはいけないこと
犬のベッドを洗う際には、いくつか注意すべきポイントがあります。間違った方法で洗うと、ベッドが傷んだり、愛犬の健康に悪影響をおよぼす可能性があります。
抜け毛がついたまま洗う
洗濯する前に、ベッドについている抜け毛をしっかり取り除いてから洗濯機に入れるようにしましょう。抜け毛がついたまま洗濯機に入れると、フィルターが詰まり、故障の原因になることがあります。
またほかの洗濯物に抜け毛がついてしまう原因にもなります。
抜け毛は掃除機や粘着クリーナーを使って取り除くのがおすすめです。エチケットブラシやラバーブラシを使うのも良いでしょう。
洗剤をたくさん使う
汚れを落としたいからといって、洗剤を大量に使うのはNGです。洗剤をたくさん入れても汚れ落ちがよくなるわけではありませんし、逆に洗剤がすすぎ切れずに残ってしまう可能性があります。
洗剤が残ってしまうと、犬の肌に刺激を与え、かゆみや炎症の原因になりえます。犬用のベッドを洗うときは少量の洗剤を使い、しっかりとすすぐようにしましょう。
敏感肌の犬には、無添加や低刺激のペット専用洗剤を使うと安心です。
香りの強い洗剤・柔軟剤を使う
犬は人間よりも嗅覚が優れています。香りの強い洗剤や柔軟剤を使うと、犬にとっては刺激が強すぎて不快に感じることがあります。できるだけ無香料の洗剤を選び、柔軟剤の使用は避けましょう。
近年はペットの飼い主さんのあいだでも「香害」問題が知られるようになっています。強い香りの洗剤や柔軟剤は、犬の健康に悪影響を与える場合があります。
犬のベッドの正しい洗い方
犬用ベッドは衛生的に使用するためにも定期的に洗うことが大切です。洗う際の基本の手順は以下となります。
1.ベッドに付着した抜け毛やホコリを取り除く
2.ベッドを洗濯ネットに入れて洗濯機に入れる
3.洗剤を少量入れて洗濯機を動かす
4.湿気がなくなるまで完全に乾かす
洗濯をする前には、必ずベッドの洗濯表示を確認してください。犬用のベッドは洗濯機で洗えないものも多いです。無理に洗うとベッドの型くずれや破損、洗濯機の故障につながるおそれがあります。
上にも書きましたが、洗剤は無香料のものを使用し、柔軟剤は使わずに洗うようにしましょう。柔軟剤を使用する場合は、ペット用のものをおすすめします。すすぎは洗剤が残らないように長めにおこなってください。
またベッドに湿り気が残っているとカビが発生することがあります。乾燥機や天日干しなどで完全に乾かしてから使用しましょう。
まとめ
ベッドを清潔に保つことは、愛犬の健康を守るうえでも重要です。ベッドを衛生的に使用するためにも、カバーは週に1回、ベッドは最低でも月に1回は丸洗いしてくださいね。
ベッドを洗う際は、愛犬の健康への配慮はもちろん、ベッドの破損や洗濯機の故障にも注意し、正しい方法で洗うようにしましょう。
関連記事
・運動音痴な犬が『ボールキャッチ』に挑戦した結果…あまりにも悲惨な光景が66万再生「全然目で追えてないの草」「愛くるしいw」と爆笑の声
・犬が飼い主から「愛されてる」と感じる5つのこと
・赤ちゃん犬に『お手』を教えていたら、先輩犬が…まさかの『指導する瞬間』が193万再生「カッコイイお兄ちゃん」「教えてあげるの天才」と称賛
・生まれて初めて『こたつ』を経験した犬…とんでもなく可愛い『おしり姿』に9万5000いいね集まる「見事なケツw」「もぐらみたいで草」と絶賛
・赤ちゃん猫が鳴いたら、すかさず犬が…まさかの『献身的なお世話』が243万表示「母性が呼び覚まされた瞬間」「なんて優しい世界」と悶絶の声