日本人として3人目となる、ISS=国際宇宙ステーションの船長に就任することが決まった大西卓哉・宇宙飛行士が2日、城内宇宙政策担当大臣と面会し、「宇宙探査の役に立てるような成果を持ち帰りたい」と意気込みを語りました。
大西卓哉 宇宙飛行士
「地上の皆様の生活の役に立てるような、また、将来の宇宙探査のお役に立てるような、そういった成果を持ち帰っていきたいと思います」
大西卓哉飛行士は宇宙政策を担当する城内大臣と面会し、国際宇宙ステーションの船長に決まったことを報告しました。
ISSの船長は、宇宙での任務達成や安全確保のための司令塔の役割を果たし、日本人が船長に就任するのは大西さんで3人目となります。
大西さんは、「世界からの期待に応えられるように全力で職務を遂行していきたい」と意気込みを語りました。
大西さんは早ければ来年2月から始まる国際宇宙ステーションでの長期滞在に向け、最終的な訓練をおこなっているということですが、城内大臣は「日本の顔として、ISS船長としてぜひ活躍をしていただきたい」とエールを送りました。
大西さんがISSに滞在するのは2016年以来2回目で、今回の滞在は半年間となる見通しです。