2020年以来、4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇を果たしたドジャースのD.ロバーツ監督(52)が日本のCM発表会見に登場した。
スーツ姿で登壇したロバーツ監督は「日本に帰って来ることが出来て嬉しい、私自身、東京に来るのは20年ぶりになりました」花束をプレゼントされると「すごーい、ありがとうございます」と沖縄県那覇市生まれの指揮官は日本語も披露した。
日本に到着して驚いた事は「日本に到着して大谷の写真がいっぱいあって、どこにもいるなという印象で素晴らしいこと。ロスを出る直前に大谷と話してリハビリは順調に進んでいると教えてもらい、東京についたら僕の写真がいっぱいあるから、楽しみにしててねと言われた」と話し、11社(12月3日現在)のCMに出演している大谷翔平(30)に撮影のアドバイスを受けてきたのかという質問には「撮影については大谷とは話してないんだ」と笑顔で口にした。
さらに5月に大谷が球団の日本出身選手の本塁打記録でロバーツ監督に並ぶとミニカーのポルシェをプレゼント、監督が「本物はどこだ」と聞くと大谷は「ワールドシリーズで勝てたら考えます」と応えていた。実際のワールドシリーズを制したが、本物のポルシェのプレゼントがあったか監督に聞くと満面の笑みを浮かべて「進展がないので大谷に聞きたい。とてもいい質問だね」と答えてくれた。
来季、大谷の二刀流復帰が期待されているが「一番、大事なことは大谷の健康状態と思っている。来季は二刀流、投手と打者で出場する予定。これにおいてマネージメントとして一番大事になってくるのは大谷選手とのコミュニケーション、日々彼の健康状態であったり、どういうことを考えているかという所をコミュニケーションしていくことだと思います。今年に比べると投手として登板するとなると打席数というのも少し減ってくるが、そこのバランスを取っていくところにおいて、彼自身の二刀流選手としての経験というところにも頼りながら最適なマネージメントをしていく」と二刀流復帰を明言した。
しかし、来年3月の日本開幕戦での登板を聞かれると「3月時点での二刀流は正直ちょっと難しいかなと思っている。打者としてラインナップに入って来ることは予定している」とシーズン全体を計算しての起用を口にした。