労働力不足で電話応対する時間がない…毎日忙しいから少しでも業務を効率化して乗り切りたい…こんなお悩みありませんか?
株式会社うるるより、そんなお悩みを解決する新サービス「fondesk IVR」が12月10日より提供開始されます。
それに合わせて、サービスの魅力や電話代行の現状について発表会が行われました。発表会の様子をお届けします。
労働力不足を解決する株式会社うるるのサービス
はじめに、株式会社うるるfondesk事業部事業部長・上口徹氏が登壇。サービスの概要について説明しました。
「この度提供を開始した『fondesk IVR』は電話代行サービス『fondesk』に寄せられたお客様の声を活かして開発しました」と話す上口氏。「fondesk」は2019年にリリースされたシンプルさとお手頃な価格が特長の有人対応の電話代行サービスで、中小企業を中心に5,000社以上に利用されています。
「fondesk」は高いリピート率を誇るサービスですが、土日・深夜対応、質問回答や電話転送のサービスはありません。月額利用料が1万円(税抜)が割高に感じる人もいたそうです。
これらの要望に柔軟に対応した新サービスが「fondesk IVR」。次に新サービスの魅力に迫ります。
新サービス「fondesk IVR」の魅力
fondesk事業部プロダクトマネージャー ・国本保廣氏は両サービスの違いについて「『fondesk』は有人の電話代行サービスですが、『fondesk IVR』はシナリオに沿って対応する無人の自動応答サービスです」と説明し、「IVRは製品カテゴリーとしては50年以上の歴史がありますが、大手企業向けで多額の投資が必要なものばかり。今まで私たちは5000社以上の会社に提供して来ましたが、IVRの認知度は低いと感じています」と延べました。
認知度が低い理由には、設定や操作が難しい・料金形態が複雑・導入手続きが大変といった課題があります。これらの課題を全て解決したのが「fondesk IVR」です。国本氏は「fondesk IVR」の魅力を「シンプルで生成AIも使いません。『レストランの味をご家庭でも』ではないが、誰でも簡単に使えるものにしました」と語りました。
契約・設定・使い方どれをとっても簡単にできます。実際の設定画面を投影しながらの説明がありましたが、電話応対システムに馴染みがない筆者でもすぐに使えそうでした。
着信があったときにどう対応するかその流れを作成するシナリオ作成が必須。
シナリオの設定では、多言語対応・自分の声の録音設定・転送設定・分岐設定があります。これらの設定は無料で試すことができます。設定したシナリオのテストは無料です。
あえて生成AIを使わなかったと話す国本氏。その理由についてプライバシーの保護のためと明かしました。通信内容をAI学習に利用するサービスもある中で「『fondesk IVR』は通信内容をAIの学習に使用しないことを約束します」と宣言しました。
fondeskIVRはオプション込みで2,980円(転送設定などは従量課金制度を採用)。契約は1ヶ月単位です。
導入して嬉しい変化があった現場の声
サービス開発にあたり多くの現場の声を聞いた株式会社うるる。アンケートの結果、電話応対により通常業務が遅延した経験がある飲食店・美容院は9割を超え、電話応対ができなかったことが原因で顧客に不満を抱かれたことがある割合は8割を超えていることがわかりました。
発表会では、実際にサービスを利用している株式会社Riiorbit代表・関授海氏がその魅力を語りました。
まず関氏は導入前の課題について「電話応対とサロンは相性が悪いですが、施術メニューを相談したいお客様が多く、電話も需要が高いです」と説明しました。課題の大きさについて「目元の繊細な部分を扱うので1分、1mmのズレがクオリティに関わります。従業員全員が施術中だと出ることが難しく、誰が電話に出るかのストレス・お客様を待たせてしまうストレス・売上が伸びないストレスがあります」と口にした関氏。
導入後の変化について聞かれると、「全てのストレスが解決しました!ものすごい力強いパートナーを手に入れました。予約の取りこぼしがなくなり、お客様も快適になったと思います」と話し、「使い方が簡単だったのが本当にありがたかったです。自動応答がかかるとお休みだと思われる方が多かったですが、シナリオをすぐ作り直して対応できました。自動応答を入れていることに対する信頼感も得られています」と評価しました。
今後に期待することを問われると「電話応対はまず、fondeskが対応してくれる世界になればいいと思います」と熱く思いを語りました。
パートナー企業募集中
提携企業の1つ、株式会社kubell取締役兼上級執行役員COO・福田升二氏が電話応対の課題を延べました。 「コロナのときに電話はどうすればいいのかという悩みと、人材不足によって電話代行のサービスが刺さり続けています。年々増している人材不足で業務効率化をするところまで手が回らない、SaaSを活用できる人材が社内にいないという課題もあります。そこで、電話という業務を巻き取ってDXを推進するこれらのサービスは今後もっと必要になってくると思います。以前は細かいニーズに応えきれていない部分がありましたが、今回やっと自信を持って提供できる日が来ました」とコメントしました。
発表会では、電話応対の明るい未来を感じることができました。
ぜひ一度、この便利さを体感してみてはいかがでしょうか。
【概要】
株式会社うるる 新サービス「fondesk IVR」
2024年12月10日提供開始
※詳細は公式サイトをご参照ください
URL:https://ivr.fondesk.jp/