皇族数の確保のため女性皇族が結婚後も皇室に残る案について、西村宮内庁長官は該当する皇族から「十分話を聞く機会がなかった」「反省しています」と述べました。
これは、西村宮内庁長官が定例会見で述べたものです。
皇族数の確保策として、女性皇族が結婚後も皇室に残る案が与野党協議でおおむね賛同を得られていることをめぐり、秋篠宮さまが先月、誕生日会見で「該当する皇族は生身の人間。宮内庁のしかるべき人たちはその人たちがどういう考えを持っているか理解しておく必要がある」と発言されていました。
この発言について、西村長官は該当する皇族に「十分話を聞く機会がなかった。反省しています」と述べました。その上で、今後は率先して話を聞くよう「努力したい」と話しました。
また、悠仁さまが筑波大学に合格し進学することが決まったことについて「大変喜ばしく思っておりまして、心よりお祝いを申し上げたい」と述べました。
悠仁さまの進学先などをめぐり、ネットなどで憶測が飛び交ったことに関し「今回の結果を見ても、根拠のない、いろんな情報が飛び交ったのはまさに事実、その通りではないでしょうか」という考えを示しました。
また、根拠の無い情報が飛び交った理由については「十分考えたことが無い」とし、「我々が適時的確に情報発信をしていかなければいけない」という認識を改めて示しました。