■全日本バレーボール選手権大会・皇后杯(12日、Asueアリーナ大阪)
バレーボールの女子日本一を決める、全日本選手権大会・皇后杯。ファイナルラウンドの1回戦が12日に行われ、九州ブロック代表の東九州龍谷高とSVリーグのアランマーレ山形が対戦。東九州龍谷高が1ー3で敗れ初戦敗退となった。
第1セットは1年生エースの忠願寺莉桜が力強いスパイクを打つも連続でブロックされるなど苦戦、SVリーグの高さとパワーを見せつけられ16-25で落とした。
しかし2セット目からしっかりと対応し、ビハインドの場面で忠願寺のスパイクが決まり、そこから6連続ポイント。勢いに乗りセットカウント25-16でこのセットを東龍が取った。
その後3、4セットと連取されたがSVリーグのチームを相手に1セットを奪う健闘を見せた。
忠願寺は「1セット目はストレートを止められていたので2セット目からはブロックを弾き飛ばす勢いで打つことを意識した」と振り返った。相原昇監督(56)は「2セット目以降よく学習し対応していた。課題である諦めないで食らいつくとこが出てきた。実りのある1試合だった」と敗戦も次へ向け手応えを得た。
1か月を切った春高(全日本高等学校選手権大会)へ向けて忠願寺は「自分が勝たせられる存在になれるよう準備したい」と意気込んだ。
勝ったアランマーレ山形はあす13日、現在SVリーグ2位のデンソーエアリービーズとの2回戦に臨む。
【1回戦結果】※午後6時現在
■女子1回戦
東九州龍谷高 1-3 アランマーレ山形(16-25、25-16、22-25、20-25)
ブレス浜松 2ー3 筑波大
岡山シーガルズ 3ー1 龍谷大
東九州龍谷高 1ー3 アランマーレ山形
フォレストリーヴズ熊本 2ー3 青山学院大
KUROBEアクアフェアリーズ 3ー1 今治精華高
カノアラウレアーズ福岡 2ー3 PFUブルーキャッツ石川かほく
【男子1回戦】
つくばユナイテッドSun GAIA 2ー3 天理大
長崎国際大 0ー3 VC長野トライデンツ
フラーゴラッド鹿児島 2ー3 中京大
北海道イエロースターズ 3ー0 中央大
立命館大 1ー3 東亜大
早稲田大 0ー3 クボタスピアーズ大阪
東海大 3ー0 愛媛クラブ
仙台大 0ー3 アイシンティルマーレ碧南