なかなか進まない「大掃除」。いざ、やろうとしても直面するのが、長年かけて溜まった“モノ”。きっぱりと捨てられる人もいれば、どのタイミングで処分するべきか悩む人も…。そこで、「モノをうまく手放すコツ」を捨活アドバイザーに聞きました!
【写真を見る】ご存じですか?「ミンスゲーム」1か月で約500個の不用品を整理できた!
小さなエリアから片づけを…“捨活”のススメ 割りばしなどは持ち帰らない・断る
山内あゆキャスター:
不要なものを整理する“捨活”で気持ちよく新年を迎えたいですが、なかなかできない。なので、小さいことからで良いということを、捨活アドバイザーの岡田敏子さんに教えていただきました。
“捨て活スイッチ”が入らない人は…
・靴下やハンカチ
・引き出し1段
・財布・バッグの中身
から始めてみませんか?
小さなエリアを片付ける&自分を褒めて徐々に“大物”に向かっていくという考え方です。
また、「いつか役に立つ」と思っても、結局使わずじまいの「割り箸」「保冷剤」「アメニティ」など、その場で使わないモノは持ち帰らない・断る。
物を増やさないことから始めてみてはどうかということです。
ご存じですか?「ミンスゲーム」1か月で約500個の不用品を整理できた!
山内キャスター:
少し前から流行しているお片づけゲーム「ミンスゲーム」をご存知でしょうか?
アメリカのミニマリストが考案した「ミニマリズム・ゲーム」の略で、「ミンスゲーム」。
1日目:不要なモノを1つ手放す
2日目:2つ手放す
3日目:3つ手放す
と、毎日数を1個ずつ増やしていくというゲーム。
実践してみたのは、片付け・収納の専門家 森麻紀さんです。どんな風に身軽になっていったのでしょうか?
1日目:保険のパンフレット
2日目:行かなくなったのに念のためにとっておいた病院の診察券
と、日を追うごとに数を増やしていきます。1か月、毎日続けることで、なんと496個の不用品を整理することができました。
井上キャスター:
確かにカード1枚で1つという考え方、良いですね。
山内キャスター:
ジャンルで1つにするという人もいますが、まずは1枚を1つにカウントしてしまえば結構いけそうですよね。
井上キャスター:
あとは、本がものすごくあるので、それとかいけるかな。
ホランキャスター:
ミンスゲームで、手紙の整理を始めたんです。
手紙がたくさんあるので、「どんな手紙だったかな?」と1個1個見てしまって、思い出がたくさん詰まってるところは後の方にした方がいいなと思いました。
山内キャスター:
「ミンスゲーム」をやることによって、いつも片付けたいと思っている場所以外にも、目が向くようになるということです。
森さんによると「ノルマがあるため、家の隅々までチェックする機会になる」ということです。例えば、普段は中身を見ないお裁縫セットのまち針は「こんなにいらないかもしれない」という気づきになる。
いつも使っているバッグも、よく見たら替え時だった、というような気づきになっていくということです。
そして“ゲーム感覚”ということで子どもも参加し続けた結果、なんと4か月も続き、2000個の不用品を整理フリマアプリで15万円も売ることができたということです。
ホランキャスター:
捨ててしまう事に罪悪感がある場合は、フリマアプリなどを活用するといいですよね。