経団連が次期会長に日本生命の筒井義信会長を起用する方針を固めたことが分かりました。
関係者によりますと、経団連は来年5月で任期を終える予定の十倉雅和会長の後任に、日本生命の筒井義信会長を起用する方針を固めたということです。
金融機関からの起用はこれが初めてです。
筒井氏は1954年生まれの70歳。1977年に日本生命保険に入社し、2011年には社長に就任。現在は会長を務める一方で、去年からは経団連の副会長も務めています。
経団連関係者は筒井氏の起用について、「人物本位の人選で、少子化や社会保障などに精通している」としています。