2026年に開催されるサッカーワールドカップのアジア最終予選のチケットを不正に転売したとして、54歳の会社員の男性が書類送検されました。
チケット不正転売禁止法違反の疑いで書類送検されたのは、大阪府堺市の会社員の男性(54)です。
男性は今年10月、大手オークションサイトで東京都に住む男性に対し、「FIFAサッカーワールドカップ2026アジア最終予選」の入場券を、本来の販売価格より高い、2万3000円で転売した疑いがもたれています。
警視庁によりますと、男性は、去年4月から今年にかけて、スポーツの試合チケットなどをオークションサイトでおよそ700枚転売していて、およそ360万円の売り上げがあったとみられています。
警視庁の捜査員がサイバーパトロールによって、チケットが多数出品されているのを発見したということです。
男性は、任意の調べに対して「野球の試合を見に行くための費用にしていた」「転売は2009年ごろから始めた」と話しているということです。