スマホ決済大手「PayPay」はこれまで資本関係がなかったネット主体の「PayPay銀行」を子会社化すると発表しました。金融事業の連携を強化し、利用者を囲い込む狙いです。
スマホ決済大手「PayPay」が子会社化するPayPay銀行は、同じソフトバンクグループに属し、同じ名称であるものの、直接の資本関係はありませんでした。
金融庁から許認可を得たうえで、来年4月にも子会社化することで、スマホ決済と銀行サービスの連携を強化したい狙いです。
PayPayはこの2年間で、同じ名前を冠したクレジットカード事業を完全子会社化したほか、証券会社にも出資。6600万人にのぼる決済サービス利用者の利便性向上を目指していて、ネット銀行で先行する楽天などに対抗したい考えです。