寬仁親王妃信子さまは17日午前、福岡市のホテルで開催された「九州八県赤十字大会」に出席されました。
日本赤十字社の名誉副総裁を務める信子さまは、事業資金の支援など赤十字の事業に功績があった人や団体に贈られる「有功章」を授与し、あいさつされました。
「赤十字が今日まで続けてきた世界各地における人道博愛の精神に基づく活動は、多くの人々の支えがなくては成り立つことができないものです。本日ご参会の皆様のご尽力の賜物であると深く感謝を申し上げます」
信子さまは、今後も世界中で多くの人が支援を必要としていることから、日本赤十字社の活動に多くの期待が寄せられると述べ、さらなる活動の推進を願われました。
閉会後、信子さまは日本赤十字の職員らおよそ600人から拍手で見送られると、手を振って応え、会場を後にされました。