『犬が迷子になってしまう原因』についてまとめました。飼い主の何気ない行為が愛犬を迷子にさせてしまうことがあります。犬の迷子を防ぐ方法を解説します。
犬が「迷子」になってしまう原因
犬が迷子になってしまう原因のほとんどが飼い主の不注意です。
愛犬が迷子になるなんて考えたくもありませんが、万が一のときのために何かしらの対策はしておきたいものですよね。
犬が「迷子」になってしまう原因を知って、今できることを考え、万全な対策をしておきましょう。
1.雷や花火の音に驚いて自宅から飛び出してしまった
雷や花火の音に驚き、パニックを起こした犬が自宅から飛び出して迷子になった、という話をよく見聞きします。
パニックを起こしているため、犬も無我夢中で飛び出し、走り去ってしまったのでしょう。たどり着いた先では、(ここはどこだろう…?)と、さらに不安でパニックを起こしているかもしれません。
自宅からの飛び出しだけではなく、お祭りや花火大会の会場で花火や太鼓の音に驚いた犬が飼い主を振り切って走り去ってしまった、ということもよくあります。
- ケージやクレートに入って過ごしてもらう
- 窓を閉めてカギをかける
- リビングから出さない
- お外暮らしの犬は室内に入れる
- お祭りや花火大会には犬を連れて行かない
愛犬が雷や花火などの大きな音が苦手であることを分かっている場合には、十分な対策ができるのではないでしょうか。
2.散歩中にノーリードにしたらいなくなった
散歩中、「公園や広場でノーリードにしたらいなくなった」というのは、犬が迷子になってしまう原因あるあるです。ノーリードにはしていないけれど、飼い主がリードを手放した状態で遊ばせていた、ということもよくあります。
公園や広場は犬専用の遊び場ではありません。犬の散歩が許可されている場所もありますが、『リードをつけて散歩すること』が前提です。
最近では、登山道付近を散歩中だった女性が、登山道を飼い主と散歩中だった大型犬に襲われて咬まれる事件がありました。この時の犬は、リードをつけていたそうです。
迷子になった先で他人に危害を加えてしまうかもしれません。逆に愛犬が危害を加えられてしまうことだって想像できます。
ノーリードでの散歩は絶対にやめましょう。中型以上の犬であれば、飼い主がしっかりコントロールできるよう、適切なしつけをしましょう。
3.玄関のドアを開けたら出て行った
家族が帰宅したとき、ゴミを出しに行こうとしたとき、玄関のドアを開けたら出て行った、というのも犬が迷子になってしまう原因としてよくあります。
常に外に出たがっているのかもしれません。玄関のドアが開く瞬間を狙っている可能性があります。
毎日お散歩に行く、ドッグランに連れて行く、1日の回数を増やす、時間や距離を延ばすなど、対応することで外に出たい欲求が抑えられることがあります。
4.店の前に繋いでいたらいなくなった
犬が迷子になってしまう原因として意外と多いのが、店の前に繋いでいたらいなくなった、ということです。
私はつい最近、コンビニの出入り口に繋がれた超小型犬を見たばかりです。ドラッグストアの出入り口に繋がれた中型犬も見たことがあります。ソワソワと落ち着かない様子で不安そうでした。
リードや首輪が外れて犬が迷子になることもありますが、販売や繁殖を目的に誘拐されたり、捨て犬だと勘違いされて連れ去られたりすることもあります。
散歩中は、犬が立ち入れないお店への寄り道はやめましょう。外に繋いでおかなければならないお店に連れて行くのはやめましょう。
まとめ
犬が迷子になってしまう原因を4つ解説しました。
- 雷や花火の音に驚いて自宅から飛び出してしまった
- 散歩中にノーリードにしたらいなくなった
- 玄関のドアを開けたら出て行った
- 店の前に繋いでいたらいなくなった
もしも愛犬が迷子になってしまったときは、最寄りの保健所・警察署・保護施設・役所などに問い合わせてみましょう。ケガを負っている場合には、動物病院で保護されている可能性も考えられます。
交通事故に遭い、亡くなっている場合には、行政の礫死体(れきしたい)を扱う清掃業者に引き渡されている可能性がありますので、念のために連絡してみるとよいと思います。
何より大切なことは、飼い主の不注意で愛犬を迷子にさせないことです。
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