■冬型の天気分布・日本海側は大雪に注意
日本付近は西高東低の気圧配置となっており、上空には強い寒気が流れ込んでいます。季節柄、クリスマス寒波ともいえる強い寒気の影響で、午後も北陸から北の日本海側では雪で、山沿いを中心にさらなる大雪になるおそれがあります。あす24日(火)朝までの24時間降雪量は多い所で、北陸は60センチ、北海道・東北・関東甲信で50センチ、東海・近畿で30センチ。また、風も強いため、吹雪によって見通しが悪くなる所もあり、交通障害などに注意が必要です。
【動画】“クリスマス寒波” 大雪に注意 西高東低の気圧配置で上空に強い寒気 降雪量は北陸60センチ、関東甲信など50センチ
■太平洋側は火災に注意
一方、太平洋側は広く晴れて、空気の乾燥が続いています。東京都心ではきょうで17日連続、乾燥注意報が発表されており、その他も空気はカラカラに乾いています。火の取り扱いや静電気に注意し、お肌や喉の乾燥対策もしっかり行うようになさってください。
■年の瀬は真冬並みの寒さ
この先も札幌や新潟、長野では連日、雪や冷たい雨が降りそうです。その他は晴れる日が多いですが、週末は強い寒気の影響で変わりやすい天気となるでしょう。また、気温も下がり、年の瀬は各地で真冬並みの寒さとなりそうです。