先月、法務大臣に就任した鈴木馨祐氏がきょう(23日)、報道陣の合同インタビューに応じ、選択的夫婦別姓制度について「理解がバラバラな状況で、国会で議論を深めることが一番大事」と述べました。
先月、法務大臣に就任した鈴木馨祐法務大臣(47)は衆議院比例区選出の当選6回で、これまでに外務副大臣や財務副大臣などを歴任しました。
鈴木法務大臣はきょう、報道陣の合同インタビューに応じ、選択的夫婦別姓制度について「様々な困りごとをお持ちの方々がいることは認識している」としたうえで、自身がアメリカで仕事をしていた経験を例に挙げ、「色々なところで仕事をする機会がある中で、パスポートと違う名刺だと深刻な事態になりかねない。そういうところを解消することは当然考えていかなければならない」と話しました。
一方で、今後の議論については「家族の一体感という懸念を持つ人がいることも事実。子どもの姓についても理解がバラバラな状況なので、ベストな解決策を国会で深めてもらうことが大事だと思う」と述べました。