年末年始は9連休ですが、「旅行に行かない」予定の人が8割にのぼっています。おうちでゆっくりお得に過ごす方法を調査しました。
【写真を見る】40年続く正月恒例行事 お年玉「つかみ取れ」も
年末年始「旅行に行かない」81.4% その理由は
井上貴博キャスター:
年末年始に「旅行に行かない」と回答した人が多いというアンケート結果があります。
JTBが1万人に調査したアンケートによると、年末年始に旅行に「行く」と回答したのは18.6%、「行かない」は81.4%だったということです。
旅行に行かない理由については、「いつも家でゆっくりしているから」という回答は36.9%、「混雑するから」は30.4%、「旅行費用が高いから」が23.9%だそうです。
※複数回答
このアンケートは帰省ではなく、「旅行」についての調査です。
今年は物価高騰もあるかもしれませんが、過去10年くらいも8割が「行かない」という回答が多い印象です。
では、どう過ごすのでしょうか。
【年末年始 どう過ごす?】
・自宅でゆっくり過ごす 64.3%
・初詣 27.2%
・大掃除 26.2%
・帰省 18.0%
→「自宅でゆっくり過ごす」のうち
・思い切り夜更かししたり朝寝坊する 14.6%
・テレビ番組をザッピング 13.7%
・年末年始のセール・福袋の買い物 12.5%
・たまっていた本・ドラマを一気見する 11.8% など
※クロス・マーケティング調べ 1100人
中田敦彦さん「年末の寒さは財産」
ホラン千秋キャスター:
中田さんが日本に帰ってくるのは、「旅行」「仕事」「帰省」のうち、何と捉えていますか。
シンガポールに住む オリエンタルラジオ・中田敦彦さん:
「帰省」と捉えています。初詣に関しては、1日は混みすぎて行かないですが、4日か5日くらいに行って、落ち着いてから両方の実家に行きます。
日本を楽しみたいというか、年末年始の空気を楽しむには、初詣で帰省するのが一番いいかなと思います。
井上キャスター:
シンガポールならではの年末年始の過ごし方や日本との違いはありますか。
中田敦彦さん:
シンガポールは、中国の方が多くて、中国の旧正月で盛り上がります。クリスマスも、ツリーは飾られていますが、暑すぎて盛り上がらないんですよね。
暑い中で聞く「ジングルベル」は盛り上がらないですよ。
ホランキャスター:
それが当たり前の場所があるとしても、(日本に住む)私たちからすると「クリスマスは寒いもの」という感覚があります。
中田敦彦さん:
その寒さは財産というか、楽しみですよね。冬服が着られることもすごく嬉しいです。
(シンガポールでは)年中、Tシャツ、短パン、サンダルなので、おしゃれ度が衰えるんですよ。東京に来た時にみんな、おしゃれすぎてびっくりしました。
親族17人で「小銭掴み取り大会」 今年のお年玉に
井上キャスター:
ご家庭によっても様々なあるある・ルールなどがあるかもしれません。
我が家の正月としてSNSには以下のような声がありました。
「そばをたくさん打った後、残ったつなぎでうどんを作る」
「我が家は毎年、年始に家族全員で抱負を宣言し合う」
「七ならべ20年近くやっている」
20年近くなので、大人になってからやる「七ならべ」は、なかなかいいかもしれません。
恒例行事が40年続くご家庭もあります。
ジロウさん(40代)
「母主催で小銭掴み取り大会がある。掴み取った額が今年のお年玉に。完全実力主義」
瓶のなかに小銭がたくさん入っています。ルールがあって、事前にどこに何があるかを見てもいいですが、手を入れるときは瓶を見てはいけません。ターゲットを絞って、掴み取れるかどうかです。
戦略のほかに、手の大きさや握力も大切かもしれません。
中田敦彦さん:
あと、いかに爪を伸ばすかですね。
井上キャスター:
参加者は、親族17人(子ども8人・大人9人)です。
中学生は数千円、高校生・大学生は手の力と知恵を使い一万円以上のこともあるそうです。
最高金額は1万5000円超えだそうです。
ジロウさんは「1万円を超えられるかが大人になるための一つのハードル」だそうです。ジロウさんは去年、7000円でした。「僕も歳ですので、これからはできるだけ今の記録を維持していきたい」と話していました。
大人も参加できますが、お年玉としてもらえるのは子どもまでだそうです。レクリエーションとしてみんなで行っているということです。
ホランキャスター:
瓶の中に小銭を多く入れたくなりますね。
井上キャスター:
そこは操作できますね。
中田敦彦さん:
瓶を見てはいけないから、分からないだけで、大人の理不尽さですね。
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<プロフィール>
中田敦彦さん
動画配信で政治や国際問題など時事ネタを解説
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