企業間で取引をするサービスの値動きを示す11月の企業向けサービス価格指数は、去年の同じ月と比べて3.0%上昇しました。人件費の上昇分を価格に転嫁する動きが広がっています。
日銀がきょう発表した11月の企業向けサービス価格指数は、2020年の平均を100とした指数で109.1と、去年の同じ月と比べて3.0%上昇しました。
45か月連続の上昇で、伸び率は、10月から0.1ポイント拡大しました。
▼郵便料金の値上げの影響で「郵便・信書便」は去年より24.5%と大きく伸びたほか、▼堅調なインバウンド需要と人件費の上昇分の転嫁を理由に「旅行サービス」が8.9%上昇しました。
調査対象の146品目のうち114品目が去年よりも上昇しています。