猫も『ヒートショック』になる?寒暖差について気をつけるべき4つのこと

2025-01-02 06:00

冬になるとよく耳にする「ヒートショック」。実は人だけでなく犬や猫でもその危険性があります。この記事では、猫をヒートショックにさせないために注意するべき4つのことをご紹介します。

︎猫のヒートショックについて

診察される猫

気温の変化によって血圧が急激に上下し、心臓や血管の病気が起こることを「ヒートショック」といいます。

人では冬になると頻繁に耳にする「ヒートショック」ですが、獣医療でこの言葉自体を使うことは少ないものの、実は同じように急激な血圧の変化で体調が急変する場面は少なくありません。

特に肥大型心筋症など循環器系の疾患がある猫や、体温調節が難しい高齢の猫では、血圧の変化で体調が急変することもあるため、注意が必要です。

人ではヒートショックは10℃以上の気温の変動で発生しやすいと言われており、人よりも体の小さい猫では同等か、それよりも少ない気温の変動でヒートショックが起きると考えられます。

猫の生活する場所の適温は20℃〜25℃と言われているので、その温度を目安に急激な温度差を発生させない工夫が必要です。

︎寒暖差で気をつけるべき4つのこと

シャワーされる猫

1.場所の移動による寒暖差を少なくする

ヒートショックは暖かい場所から寒い場所に行った時だけでなく、寒い場所から暖かい場所に移動する際にも起こり得ます。

特に外に出る猫では、寒い屋外から暖かい室内に急に入ることで循環器に負担がかかる可能性があります。

本来猫は、自分の居心地の良い温度の場所に移動する動物ですが、高齢になり体温調節が難しくなったり、移動が億劫なったりすると、寒い場所に予想より長い時間い続けてしまい、体温が低下してしまうこともあります。

特に長時間留守にする飼い主さんの場合、時間によって日当たりなども変わり、室温が変わることが多いです。

愛猫の体に負担のかかるような室温にならないか、一日を通して知っておくことが大切です。

廊下と暖房の入った部屋との温度差をなるべく作らない、寒い日は猫を外に出さない、などの工夫が必要です。

2.トイレの場所に気をつける

排泄という行為は血圧が変化しやすく、基礎疾患がある猫や、高齢の猫では排泄がきっかけで血圧が急激に変化し、亡くなってしまうことが少なくありません。

ただでさえ血圧が変化しやすいトイレが、気温差の激しい場所にあると、「排泄」と「温度差」という2つの要因が合わさって、血圧がさらに大きく下がることが予想されます。

トイレはなるべく暖房の効いた部屋に置くなど、排泄の際に大きな血圧の変動が起こらないように工夫するのが良いでしょう。

3.こたつなど暖房器具の温度に気をつける

冬になると、こたつの中にずっといる猫も少なくないのではないでしょうか。

もちろん寒い冬に、猫に暖かいグッズを与えるのは悪いことではないのですが、気をつけるべきは、その温度差です。

特に、猫用ではない普通のこたつでは内部はかなり高い温度になります。

その中に何時間もいた後に、急に屋外に出ると、その温度差が10℃以上になるのは容易に想像がつくと思います。

また、体温調節の難しい高齢の猫や子猫が長時間こたつにいると、脱水症状や熱中症などを引き起こすこともあります。

人がいない時にはこたつの電源を切る、こたつを使用する際には温度を「弱」にする、こたつ布団をめくって内部の空気をこまめに入れ替える、人用ではなく猫用のこたつを使うなどの対策が大切です。

4.シャンプーの際の寒暖差に注意する

基本的に猫は「グルーミング」と言って、自身で体を綺麗に保つ動物なのでシャンプーは必要ないとされています。

しかし、高齢になると自分でグルーミングができなかったり、体調が悪いと下痢などの排泄物で体が汚れてしまったりして、シャンプーがどうしても必要なことがあります。

ここで注意しなければならないのが、こういったシャンプーが必要になる猫ほど、ヒートショックにもなりやすいということです。

高齢な猫や体調が思わしくない猫では、血圧の変動が体に大きな負担となります。

できる限りシャンプータオルなどで代用する、寒い浴室ではなく暖かい部屋でシャンプーをする、なるべく短時間で済ませるなど、負担の少ない方法を検討しましょう。

︎まとめ

こたつと猫

体の小さい猫にとって、血圧の急激な変化は命取りになることがあります。

飼い主さんが猫のヒートショックについて知り、少し注意を払うだけでも、そのリスクは少なくできます。

正しい知識をつけて、猫が健康に冬を過ごせるよう工夫する事が大切です。

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