ぬいぐるみを好む犬は多く、大切にする姿はほほえましいですよね。では、犬にとってぬいぐるみはどんな存在なのでしょうか?今回は、考えられる4つの心理から注意点まで解説します。
犬にとってぬいぐるみはどんな存在?考えられる4つの心理
人間にとってぬいぐるみは癒しのような存在ですが、犬にとってはどうなのでしょう?常に持ち歩くほど大切にする犬もいれば、すぐに破壊してしまう犬など扱い方はさまざまです。
ただ、多くの犬がぬいぐるみに対して興味を抱いていますよね。これについて考えられる4つの心理を解説します。
1.遊び相手やおもちゃ
犬がぬいぐるみを口にくわえて走り回ったり、振り回したりなどするのは遊びの一貫です。その犬によってぬいぐるみに対する認識は異なり、おもちゃのボールやロープなどと同じ感覚でしかない場合もあります。
ただ、楽しそうにぬいぐるみで遊んでいるのは、それを気に入っている証拠です。大切なおもちゃのひとつとして、保管してあげましょう。
2.友達や家族
くっついて寝たり、一緒にお出かけをしたりなど、常にぬいぐるみと寄り添う犬もいますよね。この場合は、ぬいぐるみを友達や家族のように思っている可能性があります。
中には、母性が働いて子犬のように大切に扱う犬もいますよね。ほかにも、兄弟のように寄り添う犬もいます。
もともと犬は社会性のある動物なので、ぬいぐるみを仲間と認識しているのかもしれません。
3.安心感を得られるもの
布製のぬいぐるみはにおいが付着しやすいため、犬は好む傾向があります。飼い主さんのにおいや、犬自身のにおいがするぬいぐるみは安心感を得られる存在なのでしょう。
タオルや靴下と同じ感覚で大切にしているかもしれませんが、ふわふわした感触のぬいぐるみは犬にとって癒しの存在になり得ます。留守番中でさみしいときに、ぬいぐるみがあれば安心する犬も多いです。
4.狩りの対象
大切にするばかりか、「うちの犬はぬいぐるみをすぐに破壊してしまう」と悩む飼い主さんも少なくはないでしょう。犬がぬいぐるみをボロボロにするのは、狩猟本能が刺激されるからです。
始めは好奇心から噛みついているうちに、興奮状態に陥ることもあります。子犬であれば歯がかゆいことが多くの原因になりますが、ストレス発散につなげている可能性も考えられますよ。
犬にぬいぐるみを与える際の注意点
犬に好まれやすいぬいぐるみですが、与える際にはいくつか注意したい点があります。安全に遊んでもらうために、次の内容をチェックしてみてください。
犬用の丈夫なぬいぐるみを選ぶ
人間用のぬいぐるみは、犬が噛むと簡単に中綿が出てしまいます。これにより、思わず誤飲誤食してしまう危険が及ぶため注意しなければなりません。ぜひ噛んでもボロボロにならない、犬用のぬいぐるみから選ぶようにしましょう。
定期的に洗う
ぬいぐるみは汚れやすいものなので、定期的に洗って清潔を保ちましょう。お手入れをする際には、天然成分を配合した犬用の洗剤を使うのがおすすめです。
愛犬が安全に遊ぶために、ほつれや中綿が出ていないかなど定期チェックを行ってくださいね。
出しっぱなしにしない
犬の安全を重視するために、ぬいぐるみは出しっぱなしにしないようにしましょう。とくに愛犬を留守番させる際には片付けて、誤飲誤食などの危険が及ばない環境を整えてから外出してください。
ほかのおもちゃも同様に、安全で害が及ばないもの以外は片付けるのが大切です。
興奮させないようにする
ぬいぐるみを振り回しているうちに興奮する犬が多く、うなり声を上げることもありますよね。そんなときにぬいぐるみを取り上げようと手を近づけると、思わず噛みつかれる場合もあるため十分注意が必要です。
興奮しやすい犬は、遊びすぎる前にぬいぐるみを「ちょうだい」といった指示で返してもらいましょう。おやつと引き換えにするのも一つの方法です。
まとめ
ぬいぐるみがどういう存在なのかはその犬によって異なりますが、友達やわが子のように大切にする姿は微笑ましいものです。安全に遊ぶための注意点を守りながら、お気に入りのぬいぐるみを大切にしてあげましょう。
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