上皇后美智子さまの未発表の歌の歌集「ゆふすげ」　岩波書店から1月15日に出版へ　昭和の歌192首　平成の歌274首を収録

上皇后美智子さまの未発表の歌集が今月15日に出版されることになりました。

上皇后さまの未発表の短歌466首を集めた「歌集 ゆふすげ」。岩波書店から15日に出版されます。

側近によりますと、宮内庁御用掛で、皇室で歌の相談役をつとめている歌人で生物学者の永田和宏さんが上皇后さまの歌を高く評価していて、代替わり後にも上皇后さまが新たに歌を詠まれているかについて側近にたびたび問い合わせていたということです。そのやりとりの中で、未発表の歌があることが分かり、永田さんが「このまま埋もれてしまうのはもったいない。世の中に紹介したい」という気持ちから歌集として出版することを勧められたということです。

「ゆふすげ」には昭和に詠まれた歌192首、平成に詠まれた274首が収められています。

軽井沢で多く見られ、御所でも育てていたユウスゲの花を歌集のタイトルとしています。