犬に悪影響を与える『NGスキンシップ』とは?愛犬が怪我をするかも…危険な触れ合い方を解説

2025-01-14 20:00

犬とのスキンシップは、飼い主と愛犬の絆を深める大切な時間です。しかし、何気なく行っている触れ合い方が、実は犬にとってストレスや負担になっていることも。犬が嫌がるスキンシップを続けると信頼関係を損なうだけでなく、怪我や健康問題を引き起こす可能性があります。本記事では、犬に悪影響を与える「NGスキンシップ」の理由やリスクを解説します。

よくあるNGスキンシップの例5選

犬を抱き上げる

犬とのスキンシップは、飼い主と犬の絆を深める素敵な時間です。

でも、何気なく行っている触れ合い方が、実は犬にストレスや不安を与えてしまうことがあります。

ここでは、飼い主がついやってしまいがちなスキンシップの中から、気をつけたい例を5つご紹介します。

1. 後ろから突然触れる

犬は警戒心が強い動物なので、後ろから突然触られるとびっくりしてしまうことがあります。

いきなり触られると「何が起こったの?」と感じて、不安や緊張を覚えてしまうことも。

驚いた犬が思わず吠えたり、パニックになってしまうこともあるので注意が必要です。

触れる前に、名前を呼んで優しく声をかけたり、犬に気づいてもらってから触れると、安心して受け入れてくれるようになります。

2. 両脇を持ち上げて高い高いする

赤ちゃんのように犬を持ち上げる「高い高い」は、見た目は可愛くても犬にとってはちょっと不安な行為かもしれません。

地面から足が離れると、体が不安定になって怖さを感じることがあります。

嫌がって暴れた際に、しっかり保定できていないので落下しケガをさせてしまう危険性もあるのでやめましょう。

もし抱き上げる必要があるときは、お尻もしっかり支えながら優しく持ち上げてあげると、安心してくれますよ。

3. 食事中や休んでいる時に触る

食事の時間やリラックスしている時間は、犬にとってとても大切な時間です。

このタイミングで触ろうとすると、集中を妨げられたように感じたり、不快感を抱いてしまうことがあります。

特に食事中は、犬にとって食べ物を守ることが本能的な行動なので、唸ったり怒ったような反応をすることも。

そっと見守って、犬が落ち着いたタイミングで触れ合うようにすると、お互いに気持ちのいい時間を過ごせます。

4. しつこく触り続ける

犬が嫌がっているのに、それに気づかず触り続けてしまうことはありませんか?

犬は、自分の唇を舐めたり頭をそむけたりと、「もうやめてほしいな」というサインを出すことがあります。

それを見逃してしまうと、犬が困ってしまい、ストレスを感じたり、最悪の場合は噛みつきなどの行動に出てしまうことも。

スキンシップは犬の気持ちを大切にしながら行うことで、もっと楽しいものになります。

5. 犬が嫌がる部位を触る

犬には、触られるのが苦手な場所がいくつかあります。

尻尾や足先、鼻先などは敏感な部分で、触られるとびっくりしたり、ストレスを感じることがあります。

一方で、頭や背中など、犬が「気持ちいいな」と思える場所もあります。触れるときは、犬がリラックスしているタイミングを選び、優しく撫でてあげると喜んでくれるでしょう。

犬が喜ぶスキンシップのポイント

犬 なでなで

犬とのスキンシップを楽しい時間にするためには、触れる場所や方法、タイミングがとても大切です。犬が心からリラックスし、安心感を得られるスキンシップのコツをお伝えします。

撫でる場所

犬が「気持ちいいな」と感じる場所は、犬それぞれで少しずつ違いますが、以下の部位は多くの犬が喜びやすいポイントです。

  • 耳の根元: 優しく撫でると、多くの犬が心地よさを感じる
  • あごの下: 飼い主の手がよく見える位置で触れる
  • 首や背中: リラックスしているときに撫でる
  • お腹: 犬が仰向けになってお腹を見せているときに優しく撫でる

犬の反応を見ながら、喜んでいる場所を見つけることが大切です。

撫で方

スキンシップの際は、犬に負担をかけない優しいタッチを心がけましょう。手のひらを使い、なでるように触れることで、犬は安心します。

急に手を伸ばしたり、強く撫でたりすると驚かせてしまうことがあるので注意してください。特に、頭の上から手を出すのは犬にとって威圧的に感じられる場合があります。

犬の目線よりも下から、ゆっくりと手を近づけて触れることで、犬もリラックスして受け入れてくれるでしょう。

撫でるタイミング

スキンシップを取るタイミングもとても重要です。犬がリラックスしているときや、遊びたがっているときに触れると、より喜んでくれます。

また、しつけやお散歩中に良い行動をしたときに撫でてあげると、犬は「褒められている」と感じ、嬉しさが倍増します。

一方で、食事中や休んでいるときに無理に触るのは避け、犬の気持ちを尊重してあげましょう。

まとめ

犬のマッサージ

犬とのスキンシップは、飼い主と愛犬の絆を深める大切な時間です。

ただ、触れ合い方によっては犬がストレスを感じたり、不安を抱いてしまうこともあります。

気をつけたい行動として、後ろから突然触れることや無理に抱き上げること、食事中や休んでいるときに触れることが挙げられます。

こうした行動は、犬をびっくりさせたり、不快な思いをさせてしまうことがあります。犬が安心して過ごせるように、触れ合いの仕方を見直してみましょう。

毎日のちょっとした触れ合いの積み重ねが、犬にとっても飼い主にとっても幸せな時間になります。

愛犬の気持ちに寄り添いながら、心地よいスキンシップを楽しんでくださいね。

関連記事

犬をスマホで撮る時に絶対してはいけないNG行為4選
『どうしても遊びたい赤ちゃん』VS『安静にしていてほしい大型犬』ふたりの戦いが尊すぎると21万再生 微笑ましい攻防戦に多くの反響
『酷い悪臭がする迷子の老犬』を保護した結果…愛を感じる素晴らしい対応と『結末』が7万再生「本当に良かった」「幸せ祈ります」称賛と祝福の声
犬の耳にちょっかいをかけようとした結果…コントのような『ブチギレ方』が322万再生「ノールックで草」「3段階でキレてるw」と爆笑の声
もうすぐ100歳のおばあちゃんに、ひ孫が『犬の名前』を言ってもらおうとしたら…衝撃的な『まさかの名前』が33万再生「爆笑」「吹いたww」

  1. 「お酒にまつわる事件や事故に巻き込まれないように」モデルの倉本康子さんが一日署長 忘年会シーズンで賑わうJR神田駅周辺で“違法客引き”に注意呼びかけ 警視庁
  2. 【速報】「兄を包丁で刺した」水戸市の住宅で50代男性が胸や首を刺され死亡 同居する54歳の弟を緊急逮捕
  3. おこめ券の経費率25%?物価高対策「3000円」配るなら商品券?現金給付?自治体独自支援のコストと“不公平”の壁【Nスタ解説】
  4. 横浜赤レンガに“ポケモンの冬”が出現!ピカチュウが灯すホリデー体験『Pokémon Happy Holidays』
  5. インドネシア豪雨 死者1000人超に 日本赤十字社看護師「安全な水と感染症対策を」泥水を綺麗に洗浄できず、皮膚性疾患も
  6. 【瀬戸康史】“舞台の弟”が“本当の弟”に 妹・瀬戸さおりさんと宮﨑秋人さんの結婚を祝福 「まさか秋人がほんとに弟になるとは...」
  7. 「何度でもトライしてほしい」元バドミントン日本代表の桃田賢斗選手が多摩少年院で特別授業 “トクリュウ”や暴力団への加入防ぐねらい 警視庁
  8. 【新しい学校のリーダーズ・SUZUKA】“チラシを受け取ってもらえて幸せでした” timelesz・寺西拓人は初体験のチラシ配布に“ハンドクリームを塗ったことかな?”と笑い誘う
  9. 日銀 0.75%に利上げへ 30年ぶり高水準
  10. 高額療養費制度の見直し案 月々の自己負担上限額を引き上げや所得区分の細分化などが盛り込まれる 長期治療の患者に配慮し「多数回該当」は維持 厚生労働省
  1. 東京・足立区14人死傷ひき逃げ 危険運転致死とひき逃げ容疑で男(37)を再逮捕 赤信号を無視し時速約75キロで交差点進入か 警視庁
  2. 「人懐っこいクマ」のはずが…なぜ?中国の動物園のクマが飼育員に襲いかかる
  3. 瀬戸康史の妹・瀬戸さおりが結婚を発表 お相手は俳優の宮﨑秋人「夫婦として互いを支え合いながらあたたかい家庭を築いていきます」
  4. 【 中村雅俊 】 初映画監督作品 “ 出演者がほぼ亡くなり脚本が出来るか心配だった ”
  5. 日銀 0.75%に利上げへ 30年ぶり高水準
  6. 赤坂の個室サウナ店で火事 30代男女2人が死亡 “背もたれや座る部分が黒く焦げ、やけど” 警視庁が捜査
  7. 「今年は韓国パンが注目された」“映え”を重視し穴がない?“もちもち”食感の韓国ベーグルが人気【Nスタ解説】
  8. 受験塾が突然音信不通に…生徒らから訴え相次ぐ 社長は「会社を乗っ取られた」と主張も“委託先”は否定 東京に本社の「SS義塾」
  9. シドニーで15人死亡銃撃事件 容疑者は親子で“ユダヤ系狙ったテロ”か 犯人につかみかかり銃を奪った男性も… オーストラリアの観光名所・ボンダイビーチ
  10. 佳子さま “緑豊かなまちづくり”を表彰する式典でスピーチ
  11. メガソーラー 2027年度以降の新規事業への支援廃止へ 環境破壊や安全性に対する地域の懸念など背景か
  12. 【瀬戸康史】“舞台の弟”が“本当の弟”に 妹・瀬戸さおりさんと宮﨑秋人さんの結婚を祝福 「まさか秋人がほんとに弟になるとは...」