国民民主党の玉木衆院議員は、いわゆる年収「103万円の壁」などの見直しについて、去年12月に与党側と合意した内容が守られれば「来年度予算案に賛成する」と明言しました。
自民・公明と国民民主3党は去年12月、いわゆる年収「103万円の壁」の見直しについて、国民民主が求める178万円を目指して今年から引き上げることで合意し、ガソリン税の暫定税率を廃止することでも一致していました。
国民民主党の玉木氏は15日、出演したラジオ番組で「この2つが3党の約束だ。約束を守ってくれたら、こちらも約束を守る」と述べ、合意した内容が守られれば、2025度予算案に「賛成する」と明言しました。
「年収の壁」の引き上げをめぐる3党協議は去年、物別れに終わり、その後、協議を継続することを確認する文書を交わしましたが、今年に入ってから行われていません。