『寒い時期に欠かせない犬のお手入れ』についてまとめました。寒い時期の愛犬の健康を守るために、知っておくべきお手入れの方法と注意点を解説します。
寒い時期に欠かせない犬のお手入れ
愛犬の健康を守るために欠かすことのできないお手入れですが、1年を通してずっと同じお手入れではいけません。寒い時期には、寒い時期だからこそやるべきお手入れがあります。
1.ブラッシング
ブラッシングは、寒い時期に欠かせない犬のお手入れです。
1年を通して欠かすことのできないお手入れですが、暑い時期よりも寒い時期の方が、回数が多く必要になります。
ダブルコートで換毛期のある犬は、寒くなる少し前から抜け毛が多くなります。ブラッシングの回数を増やし、こまめに抜け毛を取り除いてあげましょう。
抜け毛を放置していると、毛玉の原因になります。抜け毛と一緒に出るフケもたまり、皮膚に炎症が起きる原因になります。
また、アンダーコートと皮膚がぴったりくっついていると、保温機能が低下し、犬が寒さを感じやすくなってしまいます。皮膚と被毛に空気を通すためにもブラッシングが欠かせないのです。
アンダーコートがふわふわで毛量が多い犬である場合には、毎日のブラッシングが理想です。毛量が少ない犬である場合には、数日に1回ブラッシングをしてあげましょう。
2.保湿
保湿は、寒い時期に欠かせない犬のお手入れです。
皮膚や粘膜が乾燥すると、細菌やウイルスに感染しやすくなります。皮膚病による痒みに襲われたりすることがあります。
また、皮膚が乾燥すると、体の表面の水分が失われやすくなるため、犬の皮膚が刺激に敏感になり、ちょっとした刺激にも過剰に反応してしまうことがあります。
痒みがあると、犬は必要以上にカキカキしてしまうため、皮膚に引っかき傷ができやすくなります。それもまた細菌感染や炎症の原因になるため注意が必要です。
室内の湿度を50%~60%を保つことで、犬の皮膚や粘膜の乾燥を防ぐことができます。肉球には、肉球用の保湿クリームを塗ってあげましょう。
シャンプーは保湿シャンプーを使うとよいと思います。乾燥と痒みが気になるときは、早めに獣医さんに相談してくださいね。
3.運動
寒い時期のケアとして、運動にも注目してみましょう。
寒いと犬も暖かい室内でジッとしてばかりいますよね。お散歩にも行きたがらない、寒さや雪でお散歩に行くことができないという日も多くなるでしょう。
運動不足が続くと、筋力が低下します。筋肉そのものが減少します。筋肉は代謝を高めるために欠かせない存在です。そして、筋肉には体温を維持する役割もあります。
外に出なくても大丈夫です。運動不足だなと感じられるときは、室内で出来る遊びで体を動かすようにしましょう。
お近くに室内ドッグランがあれば、活用してみてはいかがでしょうか。愛犬も飼い主も暖かい室内で一緒に運動不足を解消することができるのでおすすめです。
4.温度と湿度の管理
寒い時期のケアとして、温度と湿度の管理にも注意が必要です。
暖房を使用されると思いますが、犬と人とでは快適な温度に差があります。人に合わせて室内を暖めると、犬にとっては暑すぎ、熱中症になってしまうことがあります。
暖房を使用していると、室内の湿度が低くなります。乾燥しすぎると、犬の呼吸器に負担がかかります。呼吸器に疾患のある犬はとくに注意が必要です。
犬種・年齢・健康状態・外気温などによって異なりますが、寒い時期の室内の温度は21℃~26℃に保ち、湿度は50%~60%に保つよう管理するとよいと思います。
まとめ
寒い時期に欠かせない犬のお手入れを4つ解説しました。
- ブラッシング
- 保湿
- 運動
- 温度と湿度の管理
寒い時期だからこそ気をつけたい愛犬のお手入れがあります。夏はあまり気にしなかったことばかりなので、うっかりしているかもしれません。今一度確認してみましょう。
関連記事
・3歳でガンになった犬が『最短1ヶ月の余命』と宣告され…一生懸命病気に立ち向かう光景に涙が止まらないと32万再生「頑張れ」「応援してる」
・おじいちゃん犬がクッションに座ろうとしたら、他の犬が…思いがけない『激しいハプニング』が14万再生「刺激的で楽しそうw」「笑った」と絶賛
・犬が飼い主に体をこすりつけるときの心理とは?状況から考えられる病気も
・愛犬を長生きさせる10の秘訣!
・5分前にご飯を食べ終わったはずの犬が…まさかの『静かすぎる抗議』に2万いいね集まる「目は合わせないの草」「控え目なアピールw」と絶賛