オーストラリアで「死体花」と呼ばれる絶滅危惧種の熱帯植物が15年ぶりに開花しました。
植物園にできた長い行列。人々のお目当てはこちらの熱帯植物です。
オーストラリア・シドニーの植物園で23日、「死体花」と呼ばれる熱帯植物が15年ぶりに開花しました。この花の正式名称は「ショクダイオオコンニャク」で、腐った死体のような悪臭を放つとして知られ、絶滅危惧種に指定されています。
野生でも7年から10年に一度しか花が咲かず、シドニー王立植物園の職員によりますと、植物園では15年間花が咲いていなかったということです。
一度開花すると24時間しか咲かないということで、植物園を訪れた人々はその臭いを楽しみながら、写真におさめていました。