群馬県は23日、前橋市の養豚場で飼育しているブタが豚熱に感染したとして、およそ4800頭を殺処分すると発表しました。今年、国内の養豚場で豚熱が確認されるのは初めてです。
群馬県によりますと、22日、前橋市の養豚場から「豚に異常が出ている」と県に通報があり、国が詳細な検査を行ったところ、陽性が確認されたということです。
県は、この養豚場で飼育しているおよそ4800頭を殺処分すると発表しました。今年、国内の養豚場で豚熱の感染が確認されるのは初めてです。
県は「豚熱はブタとイノシシの病気であり、人には感染しない」「感染したブタの肉が市場に出回ることはなく、仮に食べても人体に影響はない」としています。