猫の気持ちは『眠る位置』からもわかる!3つの場所別に解説 足元と顔のそばでは信頼度が違う?
猫がどこで眠るかは、そのときの猫の気持ちを知る手がかりになります。飼い主の近くで眠る場合は、猫との距離感よって信頼度や安心感の度合いが異なることも。今回は、猫がよく選ぶ3つの寝る場所と、眠る位置からわかる猫の気持ちについて解説します。
『眠る位置』からもわかる猫の気持ち

1.足元で眠る猫
猫が飼い主の足元で眠るのは、「適度な距離感」を保ちながらも安心している証拠です。
足元はすぐに逃げられる位置でもあるため、完全に無防備にはなっていませんが、あなたの存在を信頼しているサインです。
たとえば、新しく家に来たばかりの猫が最初に足元で眠ることが多いのは、安心感と警戒心のバランスを取っているからです。また、暑い季節には足元で眠ることで、適度な距離を保ちながら体温調節をしている場合もあるでしょう。
2.背中や腰のあたりで眠る猫
猫が背中や腰の近くで眠る場合は「もっと深い信頼」の表れです。
この位置は逃げにくいため、猫があなたに対して強い安心感を抱いていることを表しています。長く一緒に過ごしている猫や、甘えん坊な性格の猫によく見られる行動です。
他にも、寒い日に布団の中で背中にぴったりくっついて眠る猫は、あなたを温かくて安全な存在と思っています。逆に、飼い主さんのことが好きでも暑い季節にはこの位置で眠ることが少なくなるかもしれません。
3.顔の近くで眠る猫
猫が飼い主の顔の近くで眠る場合、それは「最大級の信頼と愛情」の表れです。猫が顔の近くで眠ることで、あなたとの絆の深さを示しています。
猫は飼い主の呼吸音や体温を感じることで、より安心して眠れるとも言われています。たとえば、枕元で丸くなって眠る猫は、あなたとできるだけ近くにいたいという強い気持ちを持っています。ただし、暑い時期には顔の近くではなく、少し離れた場所で涼を求めて眠ることもあります。
猫の寝る場所を観察して信頼関係を深めよう

猫がどこで眠るかを見ることで、その時の気持ちや信頼度がわかります。しかし、無理に近づいたり、猫の寝る場所を変えようとするのは逆効果。
猫は体温調節のため、より居心地の良い場所を求めて移動します。季節によって寝る場所が変わるのは自然なことなので、猫が自ら寝床を選べるように快適さを優先してあげましょう。日々の観察を通じて、猫の気持ちに寄り添いながら信頼関係を深めていくことが重要です。
まとめ

猫がどこで眠るかによっては、飼い主さんへの信頼の深さや気持ちの知ることができます。
足元で眠る猫は適度な距離感を大切にし、背中や腰の近くで眠る猫は強い信頼を寄せています。そして顔の近くで眠る猫は、最大級の愛情を示していると言えるでしょう。
しかし、たとえ猫の眠る位置が飼い主さんの足元であったとしても、猫の性格や体温調節も大きく関わりますので、信頼度が低いとはいえません。
大切なのは、猫のペースに合わせて無理をせず、自然な形で信頼関係を育むことです。猫の寝る場所を観察しながら、季節ごとの変化も楽しみつつ、愛猫との癒しの時間を過ごしたいですね。
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