猫たちがすると若干ヒヤッとする『不気味な行動』5選 突然荒ぶる、空を見つめる…なぜ?

2025-02-26 16:00

人と一緒に暮らし始めて約1万年の歴史を持つ猫ですが、私たちにはまだ解明できていない不思議な能力や感覚を持っていて、彼らの行動を全て理解することはできません。まるで人間そっくりな反応や仕草をすることもあれば、時には理解し難い、鳥肌が立つようなヒヤッとする不気味な行動を見せることもあります。今回は、そんな猫たちが見せる不気味なっ行動についてまとめてみました。

猫には幽霊が見える!?

薄暗がりで何かを見つめる猫

常夜灯だけが灯っている暗い部屋の中で、突然愛猫がフリーズしたようにじっと天井を見つめているのを見て、背筋がヒヤッとしたことのある飼い主さんもいるのではないでしょうか。なぜなら、猫が見つめている先には白い壁以外何も見えないからです。

あるアンケート調査では、回答者の多くが「愛猫の行動を不気味に感じたことがある」と回答していて、どうやら、幽霊を見ているのかもしれない飼い猫は、日本中にたくさんいるようです。

今回は、飼い主さんをヒヤッとさせるような猫の不気味な行動と、なぜそのような行動を見せるのかという理由をご紹介します。

猫たちがすると若干ヒヤッとする不気味な行動とその理由

窓の向こうにいる鳥にクラッキングする猫

1.突然空を仰ぐように上を見つめて固まる

愛猫が突然天井の一点を見つめたり、壁の一点を見つめたりしたまま、固まって動かなくなることは、決して珍しいことではありません。大抵の場合は、同じ場所を飼い主さんが必死で見つめても、何も見えません。だからと言って、猫に幽霊が見えていると言うわけではなさそうです。

猫は素早く動くものに対する感度が優れています。また、人には見えない紫外線が見えているとも言われています。人には何も見えなくても、ごく小さな虫が飛んでいたとか、紫外線やちょっとした光の反射に反応したのかもしれません。

また、猫は人には聞こえない高周波の音を聞くことができます。ごくかすかな小さな音も、敏感に察知します。壁の中の配管を流れる水の音や、壁の向こうにいる小動物や虫の声などを察知したのかもしれません。

2.突然狂ったように荒ぶり家中を走り回る

夕方や明け方近くの薄暗い時間帯になると、猫が突然狂ったように荒ぶった様子を見せて家中を走り回ることがあります。猫の運動会と呼ばれている行動です。寝ていたら猫がお腹の上を駆け抜けていき、飛び起きた飼い主さんもいるのではないでしょうか。

これは、溜まったストレスを発散したり、運動不足を解消したりするための行動だと考えられています。元々、猫は狩りをするとき以外は体を休めて過ごします。そのため、獲物となる小動物が活発に活動を始める薄暗い時間帯になると、狩猟本能が刺激されてこのような行動となって現れるようです。

3.気がつくと暗闇の中に光る二つの瞳が自分を見つめている

夜、リビングからふと廊下や隣の部屋を覗いてみたら、暗がりの中に二つの光る瞳がじっと飼い主さんを見つめているのに気付いて、ヒヤッとしたという経験はないでしょうか。

小動物を薄暗がりの中で捕まえなければならない猫たちは、ほんの僅かな光でも周囲をきちんと識別できるように、網膜の後ろにタペタムと呼ばれる反射板を持っています。目の中に入ってきた光をタペタムに反射させることで、少ない光を最大限に利用するのです。

暗がりの中で猫の瞳が光って見えるのは、このタペタムに反射した光のせいです。猫は昼夜を問わず、常に飼い主さんの行動をじっと見つめています。しかし暗がりの中にいると、瞳が光って見えるために、不気味に見えてしまうのです。

4.低い姿勢で窓の外に向かってカッカッカッと鳴いている

低い姿勢になり、聞き慣れない硬いトーンの声で窓の方を見ながら「カッカッカッ…」と鳴いている愛猫を見かけて、驚いた経験をお持ちの飼い主さんも多いのではないでしょうか。思わず窓の方に視線を向けると、手すりなどにハトやカラスなどが止まっているのを見たはずです。

これはクラッキングと呼ばれる行動です。猫がクラッキングをするのは、狩猟本能により獲物を捕まえようとしている時だと言われています。また、すぐそこに姿が見えているのに追いかけられないという状況に、もどかしさを感じている時にもクラッキングをすると言われています。

視線の先に鳥がいない場合は、小さな虫や光に反応したのかもしれません。なお、全ての猫が鳥や虫を見て、必ずクラッキングをするとは限りません。

5.先回りをして飼い主さんを待ち受けている

前述のアンケートでは、愛猫が家の中で常に先回りして飼い主さんを待ち受けているのが「怖い」と感じる飼い主さんもいらっしゃいました。怖いとか不気味と感じるかどうかは人によるでしょうが、猫が飼い主さんを先回りすることは、よくある行動です。

前述の通り、猫は常に飼い主さんの行動を観察しています。そのため、飼い主さんの行動パターンや何かをする際の癖などをかなり細かく把握していることが多いのです。そこで先回りをして飼い主さんを驚かせ、その反応を楽しむ猫も多いのでしょう。

夜の運動会をやめさせたい場合は

走り回る猫

今回ご紹介した行動の多くは、不気味だと感じることはあっても、何か害があるような行動ではありません。ただ、夜中に突然始まる猫の運動会については、やめてほしいと思っている飼い主さんが多いのではないでしょうか。

この行動は、日頃の運動不足やストレス発散が原因の行動です。特にまだ若くて元気な猫にはよく見られます。夜寝る前にしっかり猫じゃらし等を使って遊ばせ、体力を消耗させてから就寝すると、予防できることが多いので試してみてください。

まとめ

じっと天井を見つめる猫

目の中に入れても痛くないほど愛おしい愛猫でも、ときどき背筋をヒヤッとさせるような不気味な行動を見せることがあります。「猫には幽霊が見えるのだろうか」などと思ってしまうかもしれませんが、実はどんな行動にも猫なりの理由があります。猫の習性を知ることで猫の行動の理由が分かると、さらに深い絆を結べるようになるかもしれませんね。

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