猫にも『くすぐったい』という感覚はある?足の裏やワキ…人とは違う感覚?

2025-03-14 16:00

子供の頃、友達や兄弟姉妹同士などでくすぐりあって遊んだ記憶はありませんか。しかし大人になると、くすぐりあうという遊びはしなくなり、むしろ不快に感じることさえあります。「くすぐったい」という感覚は、なんとも複雑で説明し難い感覚です。この「くすぐったい」という感覚は猫にもあるのでしょうか。

猫にも「くすぐったい」という感覚はある?

研究室のラット

人は、くすぐられるとなぜか笑ってしまいます。実は「くすぐられて笑う」ことが科学的に確認されている動物は、人を含む一部の霊長類とラットのみなのだそうです。

ラットは、ポジティブな感情の時には50KHzの、ネガティブな感情の時には22KHzの声を出すことが分かっています。尤も、人が聞き取れる周波数は20Hz〜20KHzなので、実際にラットの声を聞くことはできません。

2016年にドイツのフンボルト大学のミヒャエル・ブレヒト教授と石山晋平研究員が、『ラットの体性感覚皮質におけるくすぐったさと相関する神経の活動』という論文を発表しました。

「ラットの背中やお腹をくすぐったり優しく撫でたりすると50KHzの笑い声を発する」「くすぐられたラットはさらにくすぐることを要求するような行動をとる」「ラットが不安な状況の時にくすぐっても反応が鈍い」「くすぐったさと社会的な遊び行動には強いつながりがある」ことなどが分かったそうです。

さらにこの論文では、『科学的なエビデンスはないものの、一般的にイヌ、ネコ、ブタ、ハリネズミなどの哺乳類だけでなく、サメ、マスなどの動物も、くすぐりに対し反応を示すことが確認されている』としています。

もしかすると「くすぐる」ことで、愛猫と新たなスキンシップを図れるかもしれません。

実際に猫をくすぐったときの反応

くすぐられる子猫

過去に筆者が愛猫をくすぐった経験では、猫が示す反応はさまざまでした。

  • 無反応
  • 目を閉じて気持ち良さそうな表情をする
  • くすぐっている手に抱きついてくる
  • 驚いて固まる
  • 逃げようとする
  • 抵抗する 等

上記は、実際に筆者が我が家の3匹の猫に対してくすぐった時の反応です。厳密な研究を目的としていたわけではありませんので、その時々でくすぐった部位や力加減は異なります。

猫たちは、喜んだり嫌がったり何も感じていなさそうだったりと、本当にさまざまな反応を示しました。これは、くすぐった部位やくすぐった時の刺激の強さ、くすぐられた時の猫の心理状態、猫と筆者との関係性などが影響していたのでしょう。

人の場合、ワキの下をくすぐられるとかなり強く反応するケースが多いのですが、我が家の猫たちは、ワキの下に当たる前脚の付け根あたりをくすぐっでも、反応しないことが多かったです。人と猫とでは、やはり敏感な部分が異なるようです。

また、猫の個体差も大きいと感じました。例えば肉球は猫にとってとても敏感な部位なので、軽く撫でるとかなりくすぐったいのではないかと思うのですが、肉球を軽く撫でられながら眠るのが日課の猫もいれば、肉球を触ろうとしただけで抵抗する猫もいました。

愛猫との関係性を深めるスキンシップ

お腹をくすぐられる猫

冒頭でご紹介した論文では、『科学的エビデンスはないものの、猫もくすぐられると反応を示す』とされていました。しかし、「猫にはくすぐったいという感覚はさほどないようだ」と言っている別の動物学者もいらっしゃいます。

猫がくすぐったいと感じているかどうかは、結局のところ、猫に直接確認してみる以外には分からないということです。

ただし、くすぐったい感覚と社会的な遊びに強い関連性があるのではないかというラットの研究は、相手との関係を深めるためにスキンシップが大切であるということを、改めて教えてくれているのではないかと思われます。

くすぐったいと感じるであろうごく軽いタッチから少し強めのタッチまでを、猫が嫌がらない部位に対して試してみることで、その猫にあった撫で方を見つけられるでしょう。その子に最適な撫で方でスキンシップを図ることで、愛猫との関係をさらに深めることができるのではないでしょうか。

まとめ

足先をくすぐられる子猫

人間関係においては「嫌い嫌いも好きのうち」というケースが稀に見られます。しかし、人と猫との関係においては「嫌い嫌いは大嫌い」のようです。飼い主としては、できるだけ愛猫から嫌われないようにスキンシップを図っていく必要があるのです。

くすぐったいのではないかと思うようなスキンシップを好む猫もいれば、もっとワイルドにワシャワシャと撫でられたいという猫もいます。

愛猫と良い関係を築くためには、個々の猫と向き合い、その猫にあった撫で方を見つけ、決して嫌がられないスキンシップを図ることが大切なのだと思います。

関連記事

←生後2ヶ月の小さかった子猫 6ヶ月後→信じられないほどに『大きく成長した姿』が凄すぎると178万表示「想像と違う!」「サイズ感にビックリ」
赤ちゃんの頃から仲良しな2匹の猫が『大きくなった』結果…あまりにも尊い『現在の姿』が92万再生「本当に純粋な愛」「素晴らしい」と絶賛
パパ猫が子猫にかまいすぎた結果、母猫が…まさかの『激詰めされる光景』が笑えると65万再生「尻に敷かれてるw」「母は強しw」と爆笑の声
劣悪な環境で『繁殖のためだけに生きてきた猫たち』が助け出された結果…初めての日光浴に涙が止まらないと33万再生「号泣した」「ありがとう」
金魚鉢を片付けようとしたら、猫が…まさかの『コントのようなやり取り』が面白すぎると430万表示「シュールだねw」「目線がじわるw」

  1. ソニー生命元社員 顧客から22億円借り入れも12億円が未返済 会社は弁済しない方針
  2. 路上で『下半身露出』&【通行人を追いかける…】 市立中学校教諭(29)停職処分 教諭は「記憶がない」
  3. 小学6年生の女の子が『40キロの大型犬』を散歩した結果→大人顔負けの『頼もしすぎる光景』が18万再生「ベストフレンド」「憧れます」と称賛
  4. 世界幸福度ランキング 若者の幸福度低下にSNS影響か「人との絆が幸せもたらす」
  5. 小さな男の子が『元猟犬のリード』を持って散歩に挑戦→気を遣って見せた『まさかの光景』に反響「しっかり理解してる」「いい関係」「感動した」
  6. 【速報】日経平均株価 一時1500円超の値下がり 中東情勢めぐる不透明感が引き続き重しに
  7. 新食感で新感覚! 日本の伝統食材“お麩”が現代のギフトに生まれ変わる新ブランド『ふふふの麩』デビュー
  8. どうしてもハンガーを運びたい犬→扉に引っかかってしまって…思わず応援したくなる『必死すぎる光景』が54万再生「犬生1周目」「吹いたww」
  9. 【速報】日米首脳会談は日本時間20日午前0時15分から ホワイトハウスが発表
  10. 【独自】「100回くらい盗撮した」小学校教員の男(36)が勤務先の学校内で女子児童のスカートの中を盗撮か 警視庁
  11. タイパで人気「下味冷凍」“肉がパサつく”悩み解消の専用調味料も大ヒット【THE TIME,】
  12. 『エヴァンゲリオン』シリーズゆかりの地 宇部市エヴァ30周年記念フェスイベントで広がる街の魅力