「猫おじさん」は今日もバスで野良猫たちのもとへ…18年間休まず通う“猫愛の人”シンガポール

2025-03-17 06:00

シンガポールで有名な「猫おじさん」は、毎日バスを運転して工業地帯へ出かけ、30匹ほどの野良猫に餌を与え続けています。彼の活動に賛同する人々からは、善意の寄付も寄せられています。

30匹の野良猫に餌を与え続けて18年

猫をなでる高齢男性

画像はイメージです

シンガポールには有名な「猫おじさん」がいます。

Ongさん(71歳)はバスの運転手をしていますが、そのバスで国内の2つの工業地帯に毎日出かけて約30匹の猫に餌を与えています。しかもこの18年間、それをずっと続けているのです。

2023年3月にネットに投稿された記事がきっかけで、シンガポール国内で「猫おじさん」のことを知らない人はいないほど有名になりました。彼は1000シンガポールドル(約11万3千円)の月給のうち、毎月約400ドル(約4万5千円)を猫の餌のために使ってきたのです。

それでも最近になって一般の人々から寄付も寄せられるようになり、経済的にはやや楽になったようです。

豪雨の時期も続ける「餌やり」

集まってきた野良猫

画像はイメージです

2025年の旧正月のあと、Ongさんは寄付をしてくれたすべての人に感謝し「みなさんのご厚意を、わたしが活動を続ける励みとして受け止めています」と話しています。

しかしこの2年間は世界的なインフレのため、猫の餌代も上昇しています。現在、毎月約500シンガポールドル(約5万7千円)もかかっているといいます。

猫たちは毎日Ongさんのバスが来るのを辛抱強く待っています。2025年1月中旬から数週間続いた雨季の豪雨の間でさえ、彼は毎日通って餌を与え続けました。

「大雨でも、猫たちは駐車されている大型車両の下でわたしを待っています。だから大型トラックの下で餌をあげるようにしています。猫たちはとても賢くて、隠れる方法を知っているんです。こちらは帽子をかぶって頭が濡れるのを防ぐしかできませんが…」と笑うOngさんです。

やさしい人々の支えを受けて

餌を食べる野良猫

画像はイメージです

猫への餌やりは彼にとって大きな喜びですが、「病気や事故で死んでしまった猫たちに別れを告げるのはとてもつらい」といいます。

「猫が死ぬたびに、今でも泣いてしまいます」と声を詰まらせるOngさんです。

2024年12月、カラン地区にいた猫が老衰で亡くなりました。ふだん獣医費用を寄付してくれる男性が、その猫の火葬の手配と費用負担を申し出てくれました。その人は火葬の写真をOngさんに渡し、心の区切りをつける手助けをしてくれたのです。

やさしい人々の支えを受け、今日も「猫おじさん」はバスを運転して猫たちの元へ向かいます。

出典:Uncle Ong, 71, thanks donors for paying for cat food to feed 30 cats a day over last 2 years

関連記事

『猫飼いは共感する』焦る瞬間を投稿してみたら……→「もう共感しまくり」「わかるわかるw」「口の動きで察したw」と43万再生の反響
『油断している猫』にちょっかいをかけてみた結果…想像以上に『IQの高い反撃』を受ける様子が64万再生「チラ見が可愛すぎた」「天才」
冷たい雨が降る日、家からでると『ずぶ濡れの子猫』が…→思わず『泣ける光景』が18万再生「涙が止まらない」「胸がギュッとなった」
劣悪な環境で『繁殖のためだけに生きてきた猫たち』が助け出された結果…初めての日光浴に涙が止まらないと33万再生「号泣した」「ありがとう」
猫は一緒に寝る人を選んでいる?人のそばで寝る理由、一緒に寝る方法と注意点

  1. トランプ氏「くら寿司USA」株を数億円規模で売買 「自分の利益のため権力を?」3か月で3700件以上の株取引に利益相反との声も
  2. ファミマのロゴが白黒に?陳列棚から消えゆく「彩り」 中東情勢受けたナフサ高騰で容器変更、バラ売りも
  3. “摩耗タイヤ”大型トレーラー下敷き死亡事故から3年 “すり減ったタイヤ”での危険な走行は後を絶たず…中東情勢でさらなる増加懸念も 茨城・常総市
  4. 都内のガールズバーなど4店舗を一斉摘発 無許可で従業員に接待させた疑いで5人逮捕 大学の新入生などに注意呼びかけ
  5. 四国電力も法廷内で無断録音「報告書を正確に作成するため」 中部電力、九州電力、関西電力でも明らかに
  6. 栃木・宇都宮市で車両火災 焼け跡から身元不明の遺体見つかる
  7. 損保3社の決算出そろう 自然災害減少で増益相次ぐ
  8. 【独自】「事件当日まで普通のバイトだと…」栃木・上三川町の強盗殺人 少年の一部が供述 竹前容疑者夫婦が少年らとアプリで通話しながら犯行指示か
  9. 「トッポギ分けたら即解散」物価高・韓国の節約術は「知らない人と買い物へ」 持ち寄った容器にきっちり分割 1ウォン単位で割り勘も
  10. 【速報】森ビル・辻慎吾社長が退任へ 社長の交代は15年ぶり 後任に向後康弘常務
  11. 世界初となる完全養殖のウナギが試験販売 29日から
  12. ED治療薬「シアリス」 市販薬としての製造販売が承認される ED治療薬では国内初の市販薬 エスエス製薬が発表