「悪口を言われた」「無視された」 筑波大付属小で“いじめ訴え”も担任から適切な対応とられず 男子児童は不登校に
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-03-17 14:00
名門として知られる国立の筑波大学付属小学校で、児童がいじめを訴えたにもかかわらず適切な対応がされず、その後、不登校になり付属中学校への進学を断念していたことがわかりました。
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筑波大学付属小学校によりますと、当時小学6年生の男子児童は、おととし行われた学校のアンケート調査で「悪口を言われた」「無視された」と友達とのトラブルを訴えましたが、担任から校長らに適切な報告が行われず、対応がとられませんでした。
その後、児童が不登校になり付属中学校への進学を断念していたことから、学校の管理職が児童をめぐるトラブルを把握。
保護者に謝罪するとともに、去年2月、文部科学省にいじめによる長期欠席が疑われる「重大事態」として報告したということです。
佐々木昭弘校長は取材に、「組織的な対応が不十分だった。反省しなければならず申し訳ない」としています。