“過去最大規模の被害”になる見通し 岡山市の山林火災 30~40か所で煙を確認
TBS NEWS DIG Powered by JNN
2025-03-26 17:06
岡山県南部の山林火災は発生から4日目を迎えていますが、依然、延焼を続けていて、鎮圧のめどは立っていません。現場から中継でお伝えします。
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この場所は、岡山市南区、瀬戸内海に突き出た半島の東側にあたる部分です。現在もあちらこちらで白い煙が立っています。
山林火災はきょうで4日目。現時点で焼損面積はおよそ546ヘクタールとなっていて、岡山県での林野火災としては過去最大規模の被害になる見通しです。
きのう午後9時ごろ、民家や学校に近い山でも大きな炎が上がっていました。昨夜から、岡山市南区と玉野市の一部の地域、あわせて1091世帯に避難指示が出ています。
そして、きょう午後4時、消火現場の指揮者が活動状況の報告を行い、民家に火が燃え移らないよう重点的に隊員を配置していることや、30か所から40か所で煙を確認していることなどを発表しました。引き続き、鎮圧のめどは立っていないとしています。
現在、火災は落ち着いているように見えますが、風の吹き方などにより、状況が変わるおそれもあり、予断を許さない状況です。