大谷翔平「眠気があるというか、、」時差ボケ気味も2戦連発、指揮官も「落ち着いている」と信頼寄せる

■MLB ドジャース 5ー4 タイガース(日本時間28日、ドジャー・スタジアム)
米国での開幕戦を迎えたドジャースは逆転勝利を収め、東京での開幕シリーズから3連勝を飾った。大谷翔平(30)は7回の第4打席で逆方向のレフトへ2戦連発の2号ソロを放つなど、4打数2安打で勝利に貢献。今季2度目のマルチ安打で3戦を終えて打率は.417と好スタートを切っている。
試合後の取材で大谷は「いいところで打てたと思いますし、こうやってセレモニーもあり、特別な開幕戦の中で、1試合目を取れたということは大きいと思います」と本拠地開幕戦での一発とチームの勝利をかみしめた。
この日は試合前のセレモニーでファンと世界一を改めてお祝い。「セレモニーをやってまた連覇したいなという気持ちが強くなった」と改めて今季の目標を口にした大谷は、「プレッシャーというのは実質開幕戦ではないので、もう開幕してますし、比較的に東京シリーズよりかは自然に入れた」と冷静に振り返った。
東京からロサンゼルスに移動してきたことで、時差ボケの程度について「そうですね、ちょうど試合が始まったくらいがこう眠気があるというか」と多少残っていると明かしたが「しっかりと起きる時は起きて、寝る時はしっかり寝る、というのが大事じゃないかなと思います」と話した。
さらに、記者からバットを長くしている狙いを聞かれると「もっともっといいバッティングを求める中で、こっちの方がいいんじゃないかなと思った時は変えますし、短い方がいいんじゃなかなと思ったらすぐそれに対応していければ」と答えた大谷。
昨年は開幕から自己ワーストとなる41打席目での1号だったが、今年は8打席目で1号、14打席目で早くも2号をマーク。指揮官のD.ロバーツ監督(52)も「ショウヘイは常に期待されていたと思うけど、(24年は)ソウルシリーズがあり新しい環境だったから少し緊張感があったと思う。今はただ精神的に落ち着いている」と好調の大谷へ信頼を寄せた。