三笘薫、世界屈指のGKに苦戦　“同点弾演出”は自らのハンドで幻に…ブライトン6戦ぶり黒星【海外サッカー】

■サッカー プレミアリーグ第30節 アストン・ビラ ３ー０ ブライトン（日本時間3日 アメリカンエクスプレス・スタジアム）

イングランドプレミアリーグ1部、ブライトン（7位）の三笘薫（27）が、ホームでのアストン・ビラ（9位）戦にスタメン出場。3試合ゴールから遠ざかっている三笘は攻守で奮闘するもネットを揺らすことが出来ず、リーグ戦6試合ぶりの黒星を喫した。

前半16分に、ペナルティエリア左でボールを受けた三笘は、右足を振り抜いた。しかし、2022年カタールW杯で優勝したアルゼンチン代表のGKエミリアーノ・マルティネス（32）がキャッチ。前半36分にも味方からのクロスボールを受け、シュートを放ったが、ここでもGKマルティネスに阻まれた。

0－0迎えた後半6分。ブライトンはコーナーキックから先制ゴールを狙ったが、またしてもGKマルティネスに阻止された。その後、カウンターでボールを運ばれ、FWマーカス・ラッシュフォード（27）に先制ゴールを許した。

追いつきたいブライトンは後半10分に、MFヤシン・アヤリ（21）の浮き球に反応した三笘が、右肩でトラップしゴール前へ。最後はサイモン・アディングラ（23）が押し込むが得点は認められず。ビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）によると、三笘が右肩ではなく、肘付近でパスを受けており、ハンドの判定。同点弾は幻になってしまった。

チャンスを逃したブライトンは、後半33分に再びカウンターから途中出場のFWマルコ・アセンシオ（29）に2点目を奪われると、アディショナルタイムでも失点。3ー0で敗れたブライトンはリーグ戦順位も8位に後退した。