ジワる人続出中!? 世界記録を持つバズるベーカリー「パンのトラ」が新店オープンで放つ“ピンクカレーのカレーパン”を体験レポート

2025-04-18 08:00
ジワる人続出中!? 世界記録を持つバズるベーカリー「パンのトラ」が新店オープンで放つ“ピンクカレーのカレーパン”を体験レポート

SNSでたびたびバズることで人気の「スペイン窯 パンのトラ」という愛知県のベーカリーブランドをご存知だろうか。その新店が4月18日にオープンしたと聞き、事前に行われた内覧会に潜入してきた。120種類以上のレパートリーがあるというパンの中、新店がおすすめ商品としてプッシュするのは、なんと“ピンクカレー”のカレーパン。その味を確かめつつ、遠方からもわざわざ足を運びたくなるというこのベーカリーの魅力に迫ってきた。

2つの世界記録を持つ「パンのトラ」が新店舗をオープン

この度「スペイン窯 パンのトラ」(以下、パンのトラ)の新店がオープンしたのは、同日に愛知県安城市で開業を迎えた「三井ショッピングパーク ららぽーと安城」の1階。真新しい館内の中でもひときわ目立つ近未来チックな店舗に辿り着くと、同ブランドを率いる株式会社トラムスコープの加藤敦揮社長が我々を迎えてくれた。

この加藤さんこそ、2011年の創業後に「生チョコ食パン」をヒットさせた後、2014年には「24時間で最も販売した食パン」の記録を樹立し、一昨年には同じく「24時間で最も販売したカレーパン」の記録を打ち立てるなどユニークな商品や企画で話題を起こす、“バズらせ屋”のアイデア経営者なのだ。今回の新店舗は自身の地元で創業の地でもある安城での2店舗目ということで、ひときわ気合いが入っているご様子。

これまで名古屋市、岡崎市など6店舗を展開している「パンのトラ」。その人気の源はブランド名の冠にもなっている「スペイン窯」を使ったパン作りと、シーズンごと10種類程度が入れ替わり、見た目も素敵なパンを常時120種類以上揃える商品開発力にある。

このうち「スペイン窯」とは蓄熱量が高く、庫内の温度が一定にキープできる特別な窯のこと。「窯の温度を下げないまま次のパンが焼けるので生産性が高いだけでなく、遠赤外線で素早くパンの中心に熱を届けられることでモチモチとした食感のパンが作れるんです」と加藤さんはそのメリットを語る。新店舗ではその窯の持ち味はそのままに、ショッピングモールに適した形に進歩させた新型の窯を導入。味へのこだわりと効率の良さを両立させた設備が、多数の焼き立てパンを提供するエンジンになっている。

「大人のアップルパイ」(360円)

同店では定番商品を柱にしつつ、時間帯のニーズに合わせて棚の上のレパートリーが大きく変わる。「SNSで反響を下さるお客様には『時間帯を変えて来てもらうとまったく違うパン屋に見えますよ』とご案内しています」と加藤さんは言い、新店では「生クリームだけのサンド」(440円)や「大人のアップルパイ」(360円)など6種類の店舗限定メニューも提供する。自らの実感も踏まえて多彩なパンに目移りしてしまうことは間違いないのだが、その中でもオープンの目玉商品として社長がプッシュするのは、カレーパンの新顔「Tora Pink Carry」(300円)だ。

ピンクのカレーパン、おいしさの秘訣は食べた時の〇〇〇感

千原ジュニア出演の人気テレビ番組とコラボして開発されたこちらは、中に包まれたカレーがなんとほんのり桜色。白いルーにビーツと桜のパウダーを使ってピンク色に仕上げたカレーにタケノコが入ったユニークなカレーパン。

「Tora Pink Carry」(300円)

お店の看板商品であるカレーパンの新商品ゆえ、もともとその味はお墨付き。それに加えて「食べた時の“不均整さ”にこだわって、一つの商品の中で違った食感が起こるカレーパンになっています」という加藤社長の推しポイントを聞きながら実際に味わってみると、確かに揚げたて生地の「サクサク」とタケノコの「ザクザク」、そして大ぶりの肉に感じる歯応えという3つの異なる歯触りが、口の中で三重奏を描く。

そして、ほんのりピンク色のカレー自体はマイルドな味わいで、通常のカレーパンにはないという衣のゴマが味のアクセントになるだけでなく、タケノコと相まって和のテイストをプラスしている。さまざまな食感はまるでいろんな植物が芽吹くこの時期のワクワク感を表現しているかのようで、まさに春らしい一品に思えた。

愛知県外から来た人にもおみやげにしてほしい“推しパン”は?

きっと本記事を読む人には、愛知県以外に住む方々も多いことだろう。そういうわけで今回はおまけとして、この日店舗にあった商品の中から「遠方へのおみやげにもぴったりなパン」を加藤さんにセレクトしてもらった。

ひとつは店舗限定商品の「抹茶大福」(330円)。こちらは世界的に高い評価を受ける愛知県西尾市発祥の抹茶ブランド「西条園」の抹茶を使った商品で、「長年コラボしたかったけど、やっと夢が叶った」と加藤さんがしみじみと語る渾身作だ。

ふんわりとした生地を手に取り実際に味わってみると、まるで地元名産品への作り手のリスペクトを見せつけられるかのような抹茶のインパクト。上品なお茶の香りが口内に広がり、松の実が香りと食感にアクセントを与えている。揚げパンやメロンパンなど西条園の抹茶を使ったメニューは他にもあるので、店舗散策を楽しみながらぜひ探してみてほしい。

続いてあげてくれたのは、同じく店舗限定商品の「バタークリームパン」(340円)。カルピス発酵バターをたっぷり使ったこちらは、「クリームのバター感を出すために何度も試作を重ねました」と加藤さんが語る、試行錯誤の成果が感じられるメニューだ。

ずっしり重みのあるパンを持ち上げて一口頬張ると、中からはプリップリのバタークリームが。その濃厚な味わいは、まるでプリンを丸ごとパンの中に包み込んでいるかのようで、生地を彩るカラメルソースと間違いのないコンビネーションを見せる。今すぐコーヒーが欲しくなる、デザート感のある一品といえる。

最後に加藤さんが紹介してくれたのは「あいぽーくのピリ辛ソーセージ」(320円)。惣菜パンの中でも定番人気のこちらは、県内の知多半島で育つブランド豚・あいぽーくのソーセージを使った一品だ。噛むとパキッと音が口の中でこだまする“活きのいい”ソーセージは、スペイン窯のモチモチ生地とベストマッチ!

ショッピングバッグもかわいい

「以前から『パン屋がスーパーマーケットを始めたらきっと面白いだろうな』という構想があった中で、今回のようにモール内のスーパー隣に出店できたことは、今後への知見を得る上でも貴重な機会になると思います。これからもたくさんの方々に“日常の特別”を感じてもらえるお店づくりをしていきます」と、未来の夢を込めて新店舗への思いを語ってくれた加藤さん。地元の方はもちろん、旅行や出張で愛知県を訪れるという方も、ここにしかないパンとの出逢いを楽しみにぜひ一度訪れてみて!

「パンのトラ ららぽーと安城店」
所在地:愛知県安城市大東町9-30 三井ショッピングパーク ららぽーと安城1F
営業時間:10:00~20:00
定休日:施設に準じる

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