猫の『歯を抜いたほうがいい』4つのケース 抜歯のメリット・デメリットを知っておこう

2025-04-30 16:00

猫も歯を抜かなければならない状況があるの?それはどんな時?全身麻酔をかけても大丈夫?今まさに猫の抜歯に悩む飼い主さん、そして将来的な不安のある飼い主さんのために徹底解説いたします!

歯を抜いたほうがいい4つのケース!!メリットやデメリットは?

猫の歯

抜歯は人間でも身構えてしまうもの。それが愛猫のこととなると尚更ですよね。しかも、猫の歯を抜く場合は全身麻酔が必須になります。

"果たしてそこまでして抜く必要があるのだろうか"そんな不安を抱える飼い主さんのために、ここでは『抜いたほうがいいケース』を4つ紹介いたします。

合わせて歯を抜くメリットやデメリット、ご家庭で気をつけてほしいことなども詳しく解説していきます。

1.歯周病

食事をする猫

猫は虫歯にこそなりませんが、食事による歯の汚れは回避することができません。

歯並びなどにもよりますが、特にウエットフードやペースト状のおやつは定着しやすく、それが歯垢となり、そのまま固まると歯石になります。

この状態が続くとやがて、、口腔内環境の悪化を伴い細菌が増殖することで歯肉や歯周組織に炎症を起こすようになります。それが歯周病です。歯周病がかなり進行すると歯を支える骨が溶けて破壊されてしまいます。

いわば土台ともいえる骨を失った歯は自立することが困難になり、グラグラと揺れ動くようになってしまいます。

重度の歯周病は違和感や痛みを伴うことがあるため、口腔内環境の改善が必要です。その過程でボロボロになった歯を抜く必要があります。

2.外歯瘻

元気がない猫

上の歯が歯周病によって細菌の繁殖を起こし膿がたまった場合、その上にある皮膚を突き破って頬骨のほうに膿が流れていきます。

これを外歯瘻(がいしろう)といい、個体差はありますが強い痛みや違和感を伴うことがあります。歯周病と同様に該当する歯を抜歯し、炎症を鎮める治療が必要になります。

外歯瘻では歯のぐらつきはもちろんのこと、痛みや違和感から攻撃的になることもあります。

食事が食べにくい様子がある・次第に食欲がなくなり怒りっぽくなったなどの異変があれば動物病院を受診してください。

歯周病においても、外歯瘻においても定期的な歯磨きが予防に繋がります。猫専用の歯ブラシもしくは乳児用の歯ブラシで優しく磨いてあげましょう。(最低でも週2〜3回、毎日磨けることが理想)

3.歯の破折

硬いものを噛む猫

交通事故や家庭内での怪我が原因で歯が折れてしまう状態のこと。折れたまま放置すると歯の内部に細菌が侵入しやすくなり、歯髄炎や根尖膿瘍(歯根に膿が溜まる状態)に繋がりやすくなります。

そのため、歯の状態によっては抜歯が必要になるでしょう。

必須である全身麻酔に不安がある飼い主さんも多いと思いますが、術前検査といって必ず全身状態をくまなくチェックします。

その結果が良好であることを確認したうえで手術の日程を決め、場合によっては抜歯に取りかかる前に再度検査を行います。このように細心の注意を払いながら慎重に行うため、比較的安全です。

抜歯を行った際は、歯の掃除も並行して行わるケースも多いです。やはり綺麗な状態を維持するためには歯磨き習慣を身につけることが大切です。

4.乳歯遺残

乳歯遺残

本来であれば、生後3ヶ月〜6ヶ月頃に抜け落ちる乳歯がそのまま残り、その隣に永久歯が生えた状態を『乳歯遺残(にゅうしいざん)』といいます。

猫では珍しいのですが、この稀なケースが起こると歯並びが悪くなったり、歯と歯の間に汚れが定着して歯周病を招く恐れがあります。

将来的に歯周病になるリスクが高い場合には、遺残した乳歯と隣合った永久歯を抜く場合があるのです。

猫は元々食事を丸呑みする習慣があるので、抜歯後も極端に食べにくくなる心配はありません。ただし、状況によっては柔らかいタイプのフードに変更したり、粒が小さなものに切り替える必要性が出てきます。

そして、先ほどから繰り返し登場している歯磨きのような口腔ケアも意識しなければなりません。よって獣医さんの指導の元、日々お口の中を清潔に保てるようにケアをしてあげましょう。

まとめ

猫の口腔ケア

今回は、猫の抜歯について紹介いたしました。ここで再度、ポイントを整理していきます。

まず抜歯が必要になるケースは、歯周病・外歯瘻・歯の破折・乳歯遺残などです。その他にも、口内炎の原因が歯にある場合は抜歯することがあります。

それぞれの治療方針は猫の全身状態や現在感じている症状、負担などをすべて合わせて考慮してどの方法が最善かを検討します。

他の疾患でも抜歯という選択肢が見られることもありますが、抜歯の必要性や治療方針としての優先順位などをしっかりと話し合うことをおすすめします。

歯を抜く最大のメリットは、痛みや不快感からの解放です。再び食べる喜びを味わうことができるようになり、健康状態が良くなる可能性も高いです。

デメリットとしては、全身麻酔による多少のリスクが残ること、そしてそれまでと同様のフードが食べられなくなる可能性があることです。不安なことは遠慮なく獣医さんに相談し、納得したうえで抜歯をお願いすると良いでしょう。

抜歯後の注意点としては、これまで以上に口腔ケアに力を入れてほしいということです。デンタルケアについては動画サイトでも情報を得ることができますので、獣医さんの指導をベースに参考にしてみると良いでしょう。

関連記事

猫を『晩酌』に誘おうと水を入れてあげたら…思いもよらない『まさかすぎる行動』に爆笑の声続出「貫禄がすごいw」「嫌だったかなw」
猫が怖くて隠れる『2歳の女の子』に、パパ猫が…尊すぎて感動する『まさかの対応』が9万再生「サービス精神が素晴らしい」「紳士ネコだね」
2歳の女の子→『人懐っこい猫がいるお家』に遊びにきた結果…思わずニヤける『微笑ましい光景』7万再生「可愛すぎるw」「笑顔止まらん」
ガラス障子を『ボルダリング』のように登る猫→『驚異的な身体能力』が話題となり34万表示「素晴らしいフィジカル」「すごい」と称賛
“人間の赤ちゃん”が保護猫施設で大量の猫に囲まれた結果…まさかの『猫たちのリアクション』に「幸せな気持ちになった」「猫に愛されてる」

  1. 「父親に襲われた」長男(14)が助け求める 長野・東御市の住宅に母親と長女(12)の遺体か 車に乗っていた46歳男を緊急逮捕 殺人未遂の疑い
  2. 【中田圭祐】俳優活動再開を報告「これからは一つひとつの作品、一つひとつの役と、より一層真摯に、そして真剣に向き合ってまいります」
  3. 「刃物で腹を刺された」自作自演の通報した疑いで男逮捕 茨城・古河市
  4. トランプ大統領「大勝利」とアメリカ連邦最高裁の判断を歓迎 トランスジェンダー選手の女子競技参加禁止を容認
  5. 足立区の都立小台橋高校で新品の卓球台を出し準備していたら異臭…女子生徒4人が頭痛など体調不良訴え病院へ搬送 命に別状なし
  6. 【370兆円投資】高市総理肝いりの成長戦略“17重点分野”に巨額投資「今がラストチャンス」現場は期待も…課題は【news23】
  7. メタノール摂取させて妻殺害の罪に問われた「第一三共」元研究員の控訴を棄却 東京高裁 1審の懲役16年判決を支持 元研究員は一貫して無罪主張
  8. ギャンブルで8000万円の損失か さらに別の借金も 倉本幹太容疑者を強盗殺人の疑いで送検 広島・三原市強盗殺人
  9. 全国初の女性活躍推進条例 東京都できょうから施行
  10. 総務省 「日本版スターリンク」通信衛星事業として楽天モバイルに最大1500億円規模の支援を発表
  11. 全国的に一時みどりの窓口やオンラインの“切符購入しづらく” JR各社共通システムに不具合も復旧方向 モバイルSuicaにチャージできない不具合は調査中
  12. 【 ピスタチオ伊地知 】今月1日でフリーに「"吉本芸人"の一員でいられた19年間は僕にとってキラキラした『青春』でした!」