猫がよくやる『ジェスチャー』3選と、それぞれのキモチ 動きを観察することでわかること

2025-04-30 20:20

猫の行動は実にかわいらしく、なおかつ、個性的です。今回は、一般的によく見られる猫の「ジェスチャー」を3つ紹介します。みなさんが日頃から気になっているものは果たしてあるでしょうか?最後まで読んで、改めて猫についての知識を深めてみてください。

1.顔を洗う

顔を洗う茶トラ猫

猫のポピュラーな行動のなかで、ある種、奇妙な印象を与えるのが、「顔を洗う」しぐさです。「顔を洗う」とは、前脚で顔のまわりをこするような動作のこと。毛づくろいの一種であり、主な目的は顔のまわりをキレイにすることです。

野生時代にまでさかのぼれば、食べ終えた獲物の匂いが顔やヒゲについていると、天敵に自分の居場所がすぐにわかってしまいます。見つかったら、最悪の場合、襲われて命を落としかねません。毛づくろいで顔まわりの匂いを消し去れば、襲撃のリスクを格段に減らせます。

以上のような理由から、猫は、現在でも「顔を洗う」を食後のルーティンとして大切に守っています。なかには、「顔を洗う」だけでは飽き足らず、食後、全身くまなく毛づくろいする猫もいます。

不思議であり、ユーモラスでもある「顔を洗う」しぐさには、実は、古くから続く猫の「野性の気持ち」が深く根づいているわけです。

ちなみに、「猫が顔を洗うと雨が降る」という言い伝えは、雨が近づくと、湿気によってヒゲのハリが鈍くなるので、それを防ぐためにお手入れする姿に由来しています。

2.グーンと身体を伸ばす

大きく伸びる猫

猫の身体はとても柔らかく、ときに、つきたてのお餅のようにビヨーンと伸びます。

猫の身体が思いがけないほど伸びるのは、人間よりも骨の数が多いこと、じん帯、椎間板などの柔らかさ、腸の短さなどの要素が背景にあるからです。いずれにしても、単独で獲物を狙う肉食ハンターゆえの驚異的な柔軟性と言えます。

猫が日常的に繰り返す「伸び」には、主に「ストレッチ」と「気分転換」、2つの役割があります。

たとえば、野生の現場では、獲物を襲い、敵から逃れるためには、すぐに動き出せるように、常に身体の柔軟性を保っていなければなりません。そういう意味でも、身体をほぐす「ストレッチ」は非常に重要です。

一方で、ビヨーンと身体を投げ出すかのような「伸び」は、安心感に浸っている証拠です。敵から襲われる危険性もなく、リラックス・モード。気ままに自分の時間を過ごせて、大いに満足しています。

「ストレッチ」や「気分転換」のほかにも、飼い主さんに甘えたいとき、やたらと眠たいときにも、ビヨーンと大きく「伸び」することがあります。飼い主さんは、そのつど状況を見極めて判断してみてください。

3.お腹をさらけ出して寝転がる(ヘソ天)

窓際でヘソ天する猫

猫の行動は非常に面白く、興味が尽きないものです。なかでも、大胆さという点で、お腹をさらけ出して寝転がる、いわゆる「ヘソ天」は注目すべき行動です。

お腹と言えば、猫の急所であり、本来なら厳重に守っておくべき部位です。ところが、ある種の猫は、そんなことはお構いなしに、お腹を堂々と天井にさらし、ゴロゴロ寝転がって、のんきに眠りこけます。

前述の2つのトピックでも説明したように、猫の行動の背景には、大昔から続く野生本能がいまだに根強く残っています。その観点から言えば、「ヘソ天」は、むしろ、猫の祖先・リビアヤマネコからの伝統芸(野生本能)を放棄してしまったかのようです。

生まれつきの警戒心も忘れ、愛猫が「ヘソ天」を思いっきり満喫できるのは、快適なおうち環境が整っているからです。平穏で安心感に満ちた暮らしは、やさしく愛情深い飼い主さんのおかげ。「ヘソ天」時の愛猫の気持ちは、ズバリ、「幸せじゃ!」に尽きます。

「ヘソ天はじめました」は、まさに、現在のイエネコだけに許された限定メニューと言えるかもしれません。

まとめ

暗い背景で顔を洗うキジトラ

今回は、日常的によく見る、不思議でファニーな猫の行動に焦点を当て、3つ紹介しました。

「顔を洗う」と「グーンと伸びする」は、主に野生時代の習性を下敷きにした行動ですが、一方、「ヘソ天」は現代っ子(イエネコ)特有の現象です。

野性を失っても、猫が相変わらずかわいいのは、きっと生まれつきの天分なのでしょう。実にうらやましい限りです。

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