猫は『不妊手術』をしたらどう変わる?術後の猫に訪れる3つの変化と注意点

2025-06-17 17:00

猫を飼うと直面するのが、「不妊手術(去勢、避妊)」をどうするか、という問題です。今回は、術後、愛猫の身体や行動にどんな変化があらわれるのか、3つのポイントに分けて解説します。手術を検討中のみなさんにとって、適切な判断材料になれば幸いです。

1.肥満になりやすい

ナイスバディな猫

猫の不妊手術の術後、最もわかりやすい変化は、肥満傾向になることです。

雄、雌を問わず、猫が不妊手術を受けると、ホルモンバランスが変化するため、代謝力が落ちます。その結果今まで食べていたフードと同じ量を継続すると、栄養過多になり、いつの間にか、太ってしまいます。

同時に食欲が増す一方で、運動不足になりがちなのも大きな問題です。

「肥満は万病のもと」と言われる通り、慢性的な肥満は、糖尿病や心臓病、関節炎など、さまざまな病気を引き起こします。まるまるとした姿は確かにかわいいですが、愛猫の健康長寿を考えると、非常にリスクが高い状況です。

もしみなさんの愛猫が今後不妊手術を受ける場合、術後は、「去勢・避妊手術後用のフード」を与え、なおかつ、おもちゃ遊びなどで適度な運動を習慣化するようにしましょう。

2.スプレー行為などの問題行動が減る

おしっこを処理中の飼い主と猫

2番目に挙げておきたい変化は、問題行動が減ることです。

猫の問題行動で有名なのは、「スプレー行為」です。スプレー行為とは、特に未去勢の雄猫に多い行動で、自分の縄張りを誇示するため、濃いおしっこを部屋の入り口や壁などにかけることを指します。大きな特徴は、通常のおしっこよりも匂いがきついことです。

不妊手術を受けると、ほとんどの猫でスプレー行為が減少する、と言われています(ただしスプレー行為がホルモンのせいではなく癖になっている場合はなおらないことがあります)。さらに、スプレー行為以外にも、「夜鳴き」や「粗相」「マウンティング(身体をこすりつける)」などの問題行動も減る傾向にあります。

ちなみに不妊手術を受けるタイミングは、一般的に初めての発情期を迎える生後約6ヵ月が目安とされています。

この時期を大幅に過ぎてしまうと、特に雄猫の場合、本来の攻撃性や問題行動が改善されない恐れもあり、不妊手術を検討中の飼い主さんは注意が必要です。

3.甘えん坊になりやすい

女性に甘える猫

3つ目の変化は、雄、雌ともに甘えん坊になりがちなことです。

具体的な行動としては、急にスリスリしてきたり、抱っこをせがんできたり、夜になったらベッドで添い寝してくれたり、といった変化としてあらわれます。

手術前のクールな愛猫とは違って、まるで赤ちゃん返りしたような甘えん坊ぶりに、飼い主さんは最初のうちはとまどってしまうかもしれません。術後は、激しい気性もおさまり、穏やかになる子も多いと言われています。

とはいえホルモンバランスの変化の影響により、甘えてくれるようになっただけで、もともとの基本的な性格が大きく変わるわけではありません。

最後に改めて不妊手術のメリット、デメリットをおさらいしておきましょう。

猫の不妊手術のメリットには、望まない妊娠・出産を避けることはもちろん、乳腺腫瘍(特に雌猫に多い)や子宮蓄膿症、雄猫の場合では、スプレー行為などの問題行動の減少、性衝動の抑制によるストレス軽減、攻撃的な性格が落ち着く、といった点が挙げられます。

一方で、ホルモンバランスの変化による肥満や全身麻酔のリスクなどのデメリットも存在します。

不妊手術を受けるかどうかは、愛猫の将来を左右する問題です。飼い主さんはメリット、デメリット、双方を慎重に検討したうえで、愛猫がいちばん幸せになる道を選んでみてください。

まとめ

女性に抱かれる術後の子猫

去勢、避妊を含めた不妊手術は、猫を飼うみなさんにとって、リアルな現実問題でしょう。今回は術後の愛猫の変化について、3つのポイントに分けて解説しました。

結論から言うと、不妊手術の後は、「太りやすくなる」「問題行動が減る」「甘えん坊になる」といった変化があらわれやすくなります。

本文でも触れましたが、猫の不妊手術にはメリットもあれば、デメリットもあります。2つの視点を踏まえたうえで、獣医師さんとも相談しながら、愛猫の幸せを第一に考えて、不妊手術を受けるかどうか決断してみてください。

関連記事

初めて猫たちが一緒に洗面台に入ったら…思わぬハプニングと『優しさ溢れる結末』が6万再生「なんてお利口」「ヒンヤリ気持ちいいんだろうね」
飼い主がお風呂に行った後の『猫と犬の様子』を覗いてみたら…胸キュン必至の『可愛すぎる光景』が3万再生「ほっこり」「子守りみたいw」
動物病院で飼い主さんを睨んでいた猫→『先生が来た』次の瞬間…もはや別猫レベルの『豹変ぶり』が75万再生「覚えてろよの目w」「ガチで草」
人間を見ても逃げない『庭に遊びに来る黒猫』を保護した結果…驚きのハプニングが9万再生「巻き込まれてて爆笑」「助けてくれてありがとう」
猫が「んー」と鳴く理由と気持ち

  1. 大人気ポテトサラダや麻婆豆腐のおいしさが分かる裏側も! 「成城石井自家製」惣菜を生み出すセントラルキッチンに潜入
  2. その耳のかゆみ花粉症かも?知らないと悪化する対処法と原因
  3. 1.1万人の頂点が決定!「マイナビキャリア甲子園」決勝、高校生が挑む“境界なき”ビジネス変革
  4. イラン・ラリジャニ事務局長死亡とイラン国営メディア 国防・外交を統括する最高安全保障委員会トップ イスラエル軍が“精密攻撃”で殺害か
  5. 犬が初めて『赤ちゃん』と出会った結果→仲良くなれるか心配していたら…予想を裏切る『尊い様子』が12万再生「可愛いふたり」「背中ピトッ」
  6. 月1万円投資で「450万円⇒7800万円」勝つ人・負ける人の“決定的な差”は?【Bizスクエアで学ぶ 投資のキホン#42】
  7. 亡くなった犬の祭壇に『お供え物』を置いた結果→朝になったら消えていて…カメラが捉えた『まさかの犯行現場』が53万表示「犯人かわいすぎw」
  8. “ロシアが衛星画像やドローン技術をイラン側へ提供か” ウォール・ストリート・ジャーナル報道
  9. 『味の素』が“アミノ酸”で半導体・再生医療・牛の飼料に進出する成長戦略とは?【Bizスクエア】
  10. 春休みにイチオシ「企業ミュージアム」本物の“重機”操縦や“ボタン”押し放題も【THE TIME,】
  1. 「NATOには深く失望」トランプ大統領 日本などの支援“もはや必要ない” ホルムズ海峡への艦船派遣めぐり
  2. 【教え子の男子生徒】と『何度も性交』 県立高校・女性教諭(30代)懲戒免職 教諭は「冷静な判断ができなかった…」
  3. 月1万円投資で「450万円⇒7800万円」勝つ人・負ける人の“決定的な差”は?【Bizスクエアで学ぶ 投資のキホン#42】
  4. トランプ大統領「まだ準備できていないが近い将来撤退する」 イランでの軍事作戦終了後の見通し問われ
  5. 春休みにイチオシ「企業ミュージアム」本物の“重機”操縦や“ボタン”押し放題も【THE TIME,】
  6. “ロシアが衛星画像やドローン技術をイラン側へ提供か” ウォール・ストリート・ジャーナル報道
  7. 『味の素』が“アミノ酸”で半導体・再生医療・牛の飼料に進出する成長戦略とは?【Bizスクエア】
  8. 【桜の開花促す雨に】西から雨の範囲広がる 関東は夕方にわか雨、本降りの雨は日付変わってから 18日の天気
  9. イラン・ラリジャニ事務局長死亡とイラン国営メディア 国防・外交を統括する最高安全保障委員会トップ イスラエル軍が“精密攻撃”で殺害か
  10. 【速報】ホルムズ海峡への艦船派遣「NATO同盟国のほとんどから関与を望まないとの通知受けた」トランプ大統領が明らかに “日本も含めて我々は誰の助けも必要としていない”
  11. ついにガソリン“1リットル200円超”…戦争集結しても「原油価格は安定しない」可能性も?【Bizスクエア】
  12. 「バイアグラ」を処方され、ふたたび若さを取り戻した高齢猫!