「パチンコ、競輪、競馬で多額の借金があった…」　市立中学校教諭(35)懲戒免職　『保護者からの預り金』横領

福岡市教育委員会は20日、南区の市立中学校に勤務する男性教諭(35)を、懲戒免職処分にしたと公表。

保護者にウソを言って…

男性教諭は、顧問を務めていた部活動のユニホーム代や、遠征のためのバス代・計42万円を保護者から預かった。

通常、部活動の金銭管理は保護者が行っていたが、このときは教諭が「自分が業者に支払います」と申告。

その後、領収書が提出されないため、保護者が業者に問い合わせをした。

すると、教諭が支払っていないことが発覚。

多額の借金

市教委の聞き取りに、教諭は「パチンコ、競輪、競馬で多額の借金があった」と語った。

また「債務整理の手続き費用として、使ってしまった」と教諭。

校長も懲戒処分

福岡市教育委員会は「教員のあるまじき行為で、教育への信頼を大きく損なった」などとコメントした。

また、校長に対しても、部下職員の指導監督が不十分だったとして、戒告の懲戒処分。

さらに、教頭は文書による厳重注意となった。