木村沙織さん、10日の日韓戦は「まず1点目を必ず取りましょう」古賀紗理那さん「考え過ぎちゃうと堅くなっちゃうので」

バレーボール、ネーションズリーグの予選ラウンド第3週（日本ラウンド）で、女子日本代表（世界ランク5位）はフランス（同17位）に3ー0（25ー23、25ー16、25ー19）で９日、勝利を収めた。解説を務めた元日本代表の竹下佳江さん（47）、木村沙織さん（38）、古賀紗理那さん（29）に試合の振り返りと次戦10日に行われる韓国戦の見どころを聞いた。

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初田啓介TBSアナウンサー：
日本代表、見事な勝利でした。日本ラウンドの初戦ということでちょっと最初の出だしはどうだったですか？

木村さん：
ちょっとドキドキ？しました。あれ？あれ？って思って（笑）

初田アナ：
あれは一体どういうこと。

竹下さん：
あれは一体どういうことだ（笑）

古賀さん：
日本に帰ってきて、たくさんお客さんがいて声援がたくさん聞こえるとちょっとやっぱ緊張しちゃうので1、2セット目は仕方なかったと思います（笑）

初田アナ：
皆さん、気持ちがわかりましたか。

木村さん：
そうですね。試合始まって最初の1点取るまでが結構いつも緊張するというか。1点スムーズに取れると「よっしゃー！」ってなるんだけど取れなかった時に結構もたつくこと多かったですよね。私たちって（竹下さんの方を向く）

竹下さん：
ちょっと、世界ランキングが下のチームには、やって当たり前だろうみたいな感じのところもあって力入ることはありますよね。

初田アナ：
第2セットは大きく流れを掴んでいいところたくさん出ましたけど、今日特に印象に残ったポイントを伺いたいと思うんですけど。

木村さん：
ここ欲しいっていう時にサービスエースが毎回、毎回どのセットでも必ず出てるなと思って今日もみんな良いサーブを打っていたと思います。

初田アナ：
本当、良いサーブでしたね。思わず声が出たんじゃないですか？

木村さん：
『ワー』って（両手を挙げながら）

初田アナ：
竹下さんは？

竹下さん：
関（菜々巳）選手が組み立てに迷う部分があったと思うんですけど、どうにかチームをうまく回してくれたなという印象です。

初田アナ：
セッターとしてうまく回しながら、和田（由紀子）選手がブロックにつかまりかけて、ちょっと気持ちが下がっちゃうのかなと思うところで、あえて和田選手にトスをあげてましたよね。

竹下さん：
そうすると選択肢も増えてくるのですごく良い選択だったんじゃないかなと思います。頑張りました。

初田アナ：
関さん頑張ったって、竹下さんが言ってますから嬉しいと思います。古賀さんはいかがです？

古賀さん：
スタートは私たちも緊張したんですけど、サーブポイントが出たところあたりから、ちょっとホッとしてるなっていうのが雰囲気で伝わってきたのと、オフェンスで苦しかったけどそこ堪えて得点取っていたっていうのは今日よかったポイントかなと思います。

初田アナ：
頑張りましたね～。さて明日は韓国戦です。まず木村さんから伺いましょう。過去に何度も厳しい厳しい韓国戦を戦いましたけども明日はどうでしょう。

木村さん：
ここ最近はしっかり勝ち越している印象があるので、明日も自分たちの事だけを考えて自分たちのバレーを一番にしっかりやって欲しい。

初田アナ：
修正すべきポイントはありますか？

木村さん：
まず1点目を、明日は必ず取りましょう。

初田アナ：
竹下さんはどうですか？

竹下さん：
堅くならずに自分たちの最高のパフォーマンスをだしてくれたらいいなと思います。

初田アナ：
そして古賀さんはいかがでしょう。

古賀さん：
はい。ストレートって考え過ぎちゃうと堅くなっちゃうので、しっかり1セット、1セット取るっていう気持ちで戦ってほしいと思います。

初田アナ：
では明日も気持ちよくストレート勝ちを目指して頂いて、ね。応援しましょう。では、皆さんで。

全員：頑張れ日本！